_ ページ25
ベッドに寄りかかって座っていたけどだんだんおなかが痛くなってきた。
座っているのもつらくなり、床に寝っ転がった。
て「んん…？A…？え、A？大丈夫？
どうした？？？えっと、えっと…」
てつやが起きてしまい、私を見て焦っている。
『てつや、大丈夫だから。
気にせんで…っ…』
て「おなか？おなか痛いの？
待ってろ…っ…はぁ…なんでインフルなんだよ…っ…」
起き上がろうとしたのにふらついて起き上がれないみたい。
『大丈夫だから、ね？
てつやは寝てて？リビングいるから…』
どうにか立ち上がり、ソファまで行く。
うぅ…おなか痛すぎる…
でもてつやには言えないし…
そんなことをぼーっと考えていたら玄関のドアの開く音がした。
こんな時に誰だよ…
り「A！体調は？大丈夫？」
りょうが来てくれた。
『なんで…？』
り「Aが俺の看病してくれて体調崩して、でも動けないから来て欲しい！っててつやから電話きてさ。
ちょうど虫さんの家出て向かってたからすぐ来れたよ。」
『りょう、ありがとう。
私は大丈夫だからてつやみてあげてほしい。』
り「Aの体調確認してからね。
体調どんな感じ？」
『アレきちゃって…
おなか痛いだけだし、大丈夫だよ。』
り「アレか、A重い方だもんね。
看病ありがとね。明日学校は？」
『あるけど、しんどかったら休もうかなって思ってた。』
り「そっか。薬は？飲めそう？」
『ん…でもなんも食べてなくて…』
り「ゼリーだけでも食べて薬飲もっか。
いつも通り食欲ないんでしょ？」
『なんでもお見通しだね。』
いつも生理のときは食欲がなくなってしまい、食べないときが多い。
りょうがゼリーを買ってきてくれたみたいで、食べて薬を飲んだ。
り「薬効くまでブランケットかけて横になろう。」
気持ちまで不安定になるのをわかっているからか、片手は手を繋いで、片手は頭を撫でてくれる。
落ち着く。
薬が効いてきた頃、てつやが起きてきた。
て「りょう、ありがとな。
A体調どう？なんもできんくてごめんな…」
『ううん、りょうのこと呼んでくれてありがとう。
てつやは？体調良くなってきた？起きて大丈夫？』
て「もう平気。」
り「2人とも落ち着いてよかった。
A心配だから今日もここ泊まって？
明日の学校は明日の体調で決めよう？」
『うん、そうする。』
結局朝も腹痛は治らず、少し元気になったてつやとごろごろしていた。
----------
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yu(プロフ) - 孤黒さん» 孤黒様、ご心配ありがとうございます(>_<)また更新できるように頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜！！ (2019年3月31日 20時) (
レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - だ、大丈夫ですか、、、？無理だけはしないで下さいね。更新待ってます！ (2019年3月31日 18時) (レス) id: 19e63cbf4e (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - ぱおーんさん» ぱおーん様、いつも読んでいただいてるなんて…ありがとうございます(T-T)嬉しいです！頑張りますのでまた読みにきてくださいね〜♪ (2019年1月8日 21時) (レス) id: 196e902e02 (このIDを非表示/違反報告)
ぱおーん - いつも読んでます！これからも頑張ってください！！ (2019年1月8日 7時) (レス) id: 5907bb178f (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - ありがとうございます！本で読んだり聞いたことと知識です^^* (2019年1月3日 14時) (レス) id: bcfc3b7db5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優 | 作成日時：2018年12月21日 0時
