ツラい時側にいてくれたのは…2

_ ページ22

少ししてあーずーとざわくんが来た。

虫「Aー、大丈夫ー？
思ってたよりダウンしてるね。」

『ざわくん…迎えありがと…』

虫「まぁ約束したしね」

あ「先に荷物とか詰んでからA連れてく？」

虫「そうしよっか。
A、ちょっと待っててね？」

『ん、あーずーもごめんね…』

あ「いいのいいの！今回荷物少ないし全然大丈夫〜！」

荷物を積んで戻って来てくれた。

あ「Aの荷物あとこれだけで大丈夫だよね？」

『うん、大丈夫。忘れ物もないし』

あ「じゃあざわくん、Aのことよろしくね！
先に車行って、ぶんちゃんにも連絡しとく！」

あーずーはあたしの荷物も持って行ってくれた。

虫「はーい、じゃあ行こっか。」

『うん、今なら行けそう。』

虫「ん、」

ざわくんが私に背中を向けてしゃがんでる。

『…ん？』

虫「背中、乗りなよ。
さっきあーずーにAのことおんぶして来ないと罰ゲーム考えるって言われたからさ、乗りん？」

『じゃあ、お言葉に甘えて…？』

背が小さくて頼りない背中だと思っていたが、しっかりと私を支えて車に連れて行ってくれた。

そして、あーずーにしっかり写真を撮られた。

ざわくんの運転でぶんちゃんを駅に迎えに行き、てつやの家まで行った。

私は薬を飲んでおとなしくしていたが、撮影部屋は楽しそうな笑い声が聞こえ、動画がとても楽しみだ。

和室で横になっていると、ざわくんが来た。

虫「A、体調どう？
あーずーは気遣って体調悪いとしか言わなかったけど、いつものアレでしょ？
なんかほしいのある？」

『そう、アレです。
薬飲んでだいぶよくなったよ。
今は特に大丈夫かな。
あとでいつも通りホットココア作って？』

虫「はいよ。
じゃあまだ僕は撮影中だから戻るけど、おとなしくしてなね？」

『はーい。』


そう言って和室を出たざわくんは約束通り、撮影後にホットココアを作ってくれました。


----------

×tetsuya&ryo→←_

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す