グラサンが2 ページ4
志賀視点
やっぱりね、僕は思うんだ。
出張から帰ったばっかりなんだから家に帰って寝かせてくれと。
今の状況は分かるよね?虎くんが目の前にじり寄ってきて大分引いてる。うん…
とかどーでもいい事考えてたら国木田が鉄線銃で谷崎の爆弾起動スイッチを取り上げ〜のついでに顎に蹴りを入れ〜の僕の胸ぐら掴んで…投げた。
僕、浮遊感に襲われる。
入り口付近に居る太宰の目の前まで飛び、背中強打。
泣いていいですか?
「一丁上がり〜」
オイコラ太宰、見なかったことにすんな。
敦くん…だったっけ?転けて床にとんだままの起爆スイッチを押したんだよね。
正直スイッチONの音より敦くんが転けた音の方が大きかった。
ビタンッッッだよ?鼻潰れてんじゃねーの?
ココからだよね、試験の1番の見所は。
爆発するまで後5秒…彼はどう言う行動をするのか。
…敦くん、爆弾に覆い被さるとか…
爆発と同時に外にぶん投げたらよかったのに。
とまぁ、色々あり彼は晴れて探偵社の仲間入りさ
ーーうずまきにてーー
「すンませんでしたッ!」
どう言う状況か教えてほしい?教えて欲しいよね!
谷崎がうずまきの机に額擦り付けて謝ってる。
誰にって?敦くんにだよ?
「試験とはいえ随分失礼なことを…」
因みに敦くんの横に僕が座り、向いには谷崎くんとナオミちゃんって感じ。
『HAHAHA★初めまして虎くん、僕最初は黒ずくめだったけど今は爽やかボーイだろう?(笑)』
頼んでいた珈琲牛乳を持ってきてくれた女給さんに軽く頭を下げて飲む。珈琲飲めないんだよ()
「……。あの、どうして志賀さんはサングラスを?試験の時もかけていた様な…」
はて…どうしてそんなに遠慮がちに質問するんだろう
『うへ、Aって呼んでよ。サングラスを何故つけているのか…?それは僕にもわかんないけど外して欲しいなら外すよ?』
2人でわちゃわちゃしていた谷崎くんとナオミちゃん、いきなりこっちを向く。
「そう云えばAくんがサングラス外している所見た事ないなァ…」
「Aさんの目の色どんな物なのか是非見てみたいですわ!」
机に手を置いて前のめりになるナオミちゃん。
期待の眼差しでコッチを見る谷崎くん。
予想外な反応に震える僕。
太宰の頸を締める国木田。
自分が振った話題に意外に二人が食いつき困惑する敦くん。
コレが所謂カオスってやつか(((遠い目
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三原色 - あぁあ!@眠る猫 さん誤字報告ありがとうございますうぅ!お返事遅くなってしまい申し訳ありません。エリスちゃんの名前間違えるとか森さんに殺られる…アノ、私の返信の仕方絶対間違えてると思うのですがお手柔らかに…これからもこの小説を宜しくお願いします💪 (2023年2月20日 20時) (レス) id: 13a7bfbe40 (このIDを非表示/違反報告)
眠る猫 - 22話のエリスちゃんの名前がアリスちゃんになっています,,,あ、な、なんか私なんかがすいません!!楽しんで読ませてもらってます!! (2023年2月16日 19時) (レス) @page27 id: cd1a79a794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三原色 | 作成日時:2022年12月4日 17時