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「おーい！2人とも急げ！遅刻したらアカンぞ！」
「ま…待ってシャオちゃん…はっ、女の子の柔らかい腕！！」
『ちょっと腕掴まないで！走れない！』
廊下を楽しそうに走っていくシャオロンを追いかける。
…何故彼はこんなに楽しそうなのかって？そう、今日は私達にとって大事な日。
「「使い魔召喚」の日なんやからな！」
使い魔召喚の儀とは、新入生の間で行われる最初の伝統行事である。隷属可能な種族の魔獣を召喚し主従関係を結ぶ。
この時呼び出した使い魔の質は、魔界における階級を表す「位階(ランク)」の決定に大きく関与するのだ！
「位階は悪魔にとって重要や！」
『低位階の悪魔は生徒会どころか、一般の生徒にすら見向きもされないらしいね』
「そう！だから、俺も一発スゲェ使い魔を召喚してドカンと高位階に…ぶべぇっ？！」
教室のドアを開けるシャオロンがナニかにぶつかった。…大きい？上を見上げると…ツノのついた豚？！強そう、まさか…使い魔？！
「こっ…コイツは魔獣デビルポーク？！」『なにそれ、知らないけど凄そう！』
「誰だスゲェ使い魔を召喚したヤツは？！」
…しかしよく見ると制服を着ている上に本を読んでいる。賢い…と思っていると「誰が使いまやねん！」とつっこまれてしまった。
「俺はトントン、道ふさいで悪かったな…緊張して周りがよう見えとらんかったわ」
怪我はないか、と心配そうに私達を見るトントン。大丈夫だ、と伝えると「お互い良いパートナーに出会えるとええな」と頭を撫で、再び本を読み始めた。
…優しい悪魔だったなぁ。
すると注目、と号令がかかった。そこには監督官、モモノキ先生が立っていた。
「美しい…！」
『うわ…』
「ガチドン引きやめて…」
すると「あれ？」と声をあげるシャオロン。使い魔担当だったはずのカエルゴがいないのだ。
話を聞くと、カルエゴ先生は前のグループでトラブルに巻き込まれ療養中らしい。
「なぁ…あの話知ってるか？」
後ろの方で聞こえたヒソヒソ声。どうやらカルエゴ先生は、特待生…イルマが使い魔にしてしまった(？！)らしい。
意味がわからないけど…イルマって人間の…だよね？あの人かなり凄い人なのかもしれない、早く会ってみたい。
「ということは…つまり…！僕もモモノキ先生を使役できる可能性が？！」
大先生が今まで見たこと無いキラッキラした目で楽しそうに宙を見ている。…コイツはダメだ、ほっとこう。
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ちびごん1 - wrwrd96708562さん» 分かります！！！あと、ｽﾞｯｷｭﾝじゃなくてﾄﾞｯｷｭﾝだったのにﾌﾞﾌｫwwwってなるのは俺がおかしいのか？？？あ、俺もあのイラスト好みすぎて最初見たとき気絶しました← (2020年10月8日 0時) (
レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd96708562(プロフ) - めっちゃ面白いです!!shaさんのイラストがとても上手で私好みでﾄﾞｯｷｭﾝ()です！更新頑張ってください!! (2020年6月7日 1時) (レス) id: 17b0c69972 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - Umulajさん» 御指摘ありがとうございます、修正しました！ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - 涼太さん» 返信遅くなってしまいすみません。フォロー許可は鍵垢のみ承認しておりまして、涼太様のアカウントに鍵をつけていただいてからもう一度リクエストを送っていただけますか？ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太 - シャオちゃんのイラストかわいい！ショッピくんかっこいい…ゾムさんも可愛い…！楽しみにしてます。(あとTwitterフォロー許可オナシャス…名前は涼太でアイコンはオスマンさんです) (2020年3月15日 1時) (レス) id: 31e8340390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムコズ太郎丸 | 作成日時：2020年1月25日 12時
