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部屋の中から聞こえてきたのは、想像していた声と違っていた。ヘルメットを被り、怠そうに雑誌を読んでいる…昨日寝袋に入ってた悪魔かな？
彼はショックで固まったシャオロンを無視し横を通って私の前に立った。
「あ、Aさんでしたっけ？何か用事ですか？」
『あ、えーっと、貴方のお名前何て言うんですかね…？』
「俺はショッピっす」
『あ、ショッピさん…あの、退団したいってシャオロンが…』
シャオロン？と首をかしげたショッピ。私の名前は覚えたのにシャオロンは覚えられてなかったのだろうか。
彼は入団届けを破棄するから帰っていい、と簡潔に伝えるとまた私に向き合った。…にこにこ笑顔で。
「でもAさんは残るんすよね？」
『ぇ、いや、あの〜…辞め「残るんすよね？？？」…』
圧が、圧が凄い！そんなに私に「辞める」と云わせたくないんだろうか？
ここで負けたら試合終了だぞ私！圧に負けるな、私はここを辞めてひっそりと学園生活を送りたいんだ…！
『あ、あの！辞めよ「勿論残るんすよね？？？？？？」ﾊｲ…』
「A？！…え、ちょっと待って…あの団長の許可取らんでええの…？」
圧に負けてしまった…
ショッピさんは今いないから別にいい、とまたもやあっさりと告げる。
「いやでも、何かあの人俺にスゴい期待してくれとったみたいやし…」
『一応一言言おうとしたの？』
「そうそう、不義理かな〜なんて…テヘ☆あ、でもA残るんなら俺も…」
するとショッピさんはシャオロンの話を遮って呆れるように、嘲笑うように笑った。
「それリップサービスっすよ」
『うわ…』
またもや固まるシャオロン、意地悪そうにニヤニヤ笑いだすショッピさん。…流石にシャオロンが可哀想に見えてきた…
「こんな師団、人集まらないすからね…手当たり次第声かけて甘言につられたヤツを無理やり入団させたりするワケです」
「そんなのに引っかかるヤツフツーーーはいませんけど」と目を細目、さっきよりも口角を上げてシャオロンを眺めるショッピさん。まるで悪魔の様…って悪魔だったわ。
「Aさんはアナタに巻き込まれて入団したらしいっすけど…アレ？アナタはもしかして…？いやいやまさかそんなねぇ…？」
語尾に(笑)とつきそうな台詞にシャオロンのこめかみに血管が浮き上がる。
「な…なんやと〜〜？！」
『落ち着いて落ち着いて 、ハイ深呼吸〜！ﾋｯﾋｯﾌｰ…ﾋｯﾋｯﾌｰ…』
「A…それ深呼吸ちゃうで…」
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ちびごん1 - wrwrd96708562さん» 分かります！！！あと、ｽﾞｯｷｭﾝじゃなくてﾄﾞｯｷｭﾝだったのにﾌﾞﾌｫwwwってなるのは俺がおかしいのか？？？あ、俺もあのイラスト好みすぎて最初見たとき気絶しました← (2020年10月8日 0時) (
レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd96708562(プロフ) - めっちゃ面白いです!!shaさんのイラストがとても上手で私好みでﾄﾞｯｷｭﾝ()です！更新頑張ってください!! (2020年6月7日 1時) (レス) id: 17b0c69972 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - Umulajさん» 御指摘ありがとうございます、修正しました！ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - 涼太さん» 返信遅くなってしまいすみません。フォロー許可は鍵垢のみ承認しておりまして、涼太様のアカウントに鍵をつけていただいてからもう一度リクエストを送っていただけますか？ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太 - シャオちゃんのイラストかわいい！ショッピくんかっこいい…ゾムさんも可愛い…！楽しみにしてます。(あとTwitterフォロー許可オナシャス…名前は涼太でアイコンはオスマンさんです) (2020年3月15日 1時) (レス) id: 31e8340390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムコズ太郎丸 | 作成日時：2020年1月25日 12時
