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パパのサプライズ ページ5
昌哉との撮影の次の日。
久しぶりにオフだったからよしくんと出かける約束をしてた。
時計を見ると約束の15分前。
…ちょっと早く来すぎちゃったな〜。
私は近くの噴水の橋に腰かけた。
ふとスマホを見るとよしくんからLINEが来てた。
《ごめん、ちょっと遅れるわ！電車遅延してる》
遅延かぁ。しょうがないけど少し寂しい。
《わかった！広場の噴水のところにいるね》
私はしばらくつまらないゲームをしてよしくんを待った。
.
.
.
……よしくんまだかなぁ。
もう20分もたってるよ？大丈夫かなぁ。
寂しさがピークになっちゃった私は下を向く。
正門「真澄、お待たせ。」
後ろからよしくんの声がして頭を撫でられる。
『よしくん！！』
正門「実はな遅延してたの嘘。…これ開けてみて？」
そう言ってよしくんが渡してくれたのは薄いピンク色の紙袋。
よく見るとよしくんはスマホで撮影してる。
紙袋の中から出てきた可愛い箱を開けると中には私がずっと欲しかった香水…！？
『えーっ！これずっと欲しかったやつ！！』
正門「やろ？ずっと言ってたからあげたくなっちゃって」
『すっごい嬉しい！よしくん大好き〜！！』
思わず私はよしくんに抱きついた。
帰国子女っていうのもあってか無意識にハグしちゃうんだよね。
正門「ちょっ、ここ公共の場やから！」
後日この様子がISLANDTVに挙げられましたとさ！
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作者名：アノマロカリスちゃん | 作成日時：2020年7月11日 1時
