第78話 ページ4
……そう、一瞬思ったけれど。未だに
そしてそれに答えるべく、彼女は再び口を開きこう語り出す。
「ええ、実は……いつまでも私があの子たちを守り続けられるとは思っていなかったので、防衛術なども教えていたんです。
それが得意な子達を、私が推薦させていただいくとは可能でしょうか……？」
「……？ええ、まあ。そのくらいならいいわよ」
彼女の言葉を聞き、なにか違和感を感じたのか、
しかし、それが何かはよく分からなかったのだろう。
その中途半端な感情を引きずるわけにもいかないため、すぐに切りかえ話し合いを続行したようだった。
……そして僕も、おそらくだが同じ違和感を感じた。
しかしこちらは、その正体もなんとなく察しがついている。
あれほど"今"女子生徒達を守ることを優先し、"将来"彼女たちがどう男性と接していくべきか学ばせる機会を設けようとしなかった彼女が、将来のことをきちんと考えていたという事実。
そして、特別下手に出てお願いするほどのことでもないことを必死に請う姿。
……その姿は、普段とあまりにもかけ離れ過ぎていたのだ。僕は、違和感のため発生した胸のざわめきを心地悪く感じ、思わず眉間にシワを寄せてしまう。
そして
"……いけない、僕としたことが"
……僕の一瞬の変化を感じ取り、こちらの様子を一瞬ちらりと伺ってきたような視線を感じる。
そしてそれが嘘ではなかったことの証明に、横を向いた動作につられたであろうその髪の毛は、まだふりこのようにふわりと横に揺れていた。
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まねきねこ(プロフ) - 星猫さん» さらに新しい作品を書き始めるとなると、この作品の読者様にも星猫様にもご迷惑をおかけしてしまうかと思いますので、今回はお断りさせて頂きたいです。申し訳ありません。 (2021年4月4日 12時) (
レス) id: 5be8c276f0 (このIDを非表示/違反報告)
まねきねこ(プロフ) - 星猫さん» 誘ってくださって嬉しいです。ありがとうございます。ですが、申し訳ございません。現在、この作品でさえも不定期更新になってしまうほど、リアルの方が忙しく…… (2021年4月4日 12時) (レス) id: 5be8c276f0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年4月4日 1時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
まねきねこ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！特に好きなのはワンピースとかですかね……？ジャンプはだいたいわかると思います (2021年3月28日 14時) (レス) id: 5be8c276f0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月27日 12時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まねきねこ | 作成日時：2020年8月29日 23時
