いのちゃんの悩み事（inar） (ページ13)

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めんどくせぇ伊野尾ページ13

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「大ちゃんは、さ、、さっきの、、嫌だった？、かな、？、」

「、、っへ？？、」

っはぁ、、僕、また余計なことを、、
僕って、本当に饒舌で、こうなるとつらつら言葉が止まらない。
仕事では、何度もこの饒舌に助けられてきたけど、今回ばかりは余計だった。

「ど、ど、うして無かったことにしようとするの？嫌だった？、山田には沢山するのにね。。ごめんね、僕はキモかったよねっ、」

大ちゃんに背を向けて、台所のまな板の上にある包丁を、涙目で無心にずっと睨んで、ペラペラと心ないことを吐き出した。

あまりにも勢いよく喋ったから、酸素が足りなくて、思わず呼吸が荒くなる。

そしたら、だいちゃんが、

「、っ、そ、山田とかと、キ、キスすんのは、ずっとだし、当たり前っつーか、そんな、深く考えたこと、なくて、でも、俺、あんま、いのちゃんと、キス、、したことなくて、びっ、くり、しただけっつーか、、べ、別に、無かったことにしようとしたのは、キモいとかじゃなくて、、なんか、ドキドキしちゃった、自分が、恥ずかしかっただけだから、、。ほんと、ごめん、」

って言って、荷物を全部持って、家から出て行っちゃった、、。

「「、、はぁ、もうっ、何でだよっ、、」」