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滝沢歌舞伎稽古中。
ラウールにとって今回の滝沢歌舞伎は初めてのことだらけで稽古に集中したいと思っていた。
しかしまだ中学生のため時間制限や学業優先などで満足のいく練習が出来ずにいた。
だが時間は無常にも進んでいきSnowMan8人と雪野は京都 南座へと向かってしまった。
ラウールは南座公演には参加しないため東京で練習ができる日には1人練習を重ねていた。
しかしつい最近までたくさんのお兄ちゃん達と共に賑やかな稽古場で練習をしていたのに今は自分1人。
分からない所を優しく教えてくれる深澤や佐久間がいなければ常に隣にいてくれた目黒、向井もいない。
お前ならやれると鼓舞してくれる岩本や阿部もいないし、包み込んでくれる宮舘もいない。
ラウールが1人でいると近寄ってくる大好きな渡辺も誰よりもラウールの事を気にしてくれる雪野もいない。
だが練習はしないとみんなと一緒にやる新橋演舞場でガッカリさせてしまう。
そんなプレッシャーからなのかラウールは焦っていた。
今日も学校終わりに1人で稽古場に向かう。
すると稽古場には既に誰かいて、しかも今ここにいるはずのない人のようにも見える。
はやる気持ちを押さえてあわててその人物の方へと向かう。
雪野 ｢あ！ラウール！｣
やはり雪野であった。
ラウール ｢Aちゃん！なんで、、、？」
そう本来であれば本日も京都で滝沢歌舞伎が行われているはず。
舞台には出演しない雪野も裏方として関わっているため京都にいるはずなのだ。
雪野 ｢今日はお昼公演だけで明日は休演日だから来ちゃいました〜
だから、一緒に練習しない？
ほら1人だと寂しいじゃん。」
そう言って雪野はラウールに微笑んだ。
ラウール ｢Aちゃん......でもAちゃんは休めてるの？」
時間的にも公演が終わってすぐにこっちに来たことになる。
きっと雪野は休めていないであろう。
ラウールは雪野の体を心配していた。
雪野 ｢もう〜ラウールは優しいね。私は舞台には出てないし体力有り余ってるから大丈夫だよ。｣
ラウール ｢ありがとう.....｣
雪野 ｢ほら！そしたら練習しよう｣
そのままラウールが残れる最大限の時間まで練習を行った。
雪野 ｢よし！もう時間だしここまでにしようか｣
せっかく雪野が来てくれたというのに時間制限があるラウールはやるせない気持ちになり泣いてしまう。
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ルピ(プロフ) - 萌さん» 萌様 ご指摘ありがとうございます(><) また感想も下さり嬉しいです！引き続きお楽しみください (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 2c1405fd49 (このIDを非表示/違反報告)
萌 - すみません！小説の紹介文にあるふっかの漢字間違えてます…！ 小説はとても面白くて楽しく読ませて頂いてます！これからも頑張ってください！ (2020年8月4日 15時) (レス) id: 678085f9d0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月29日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - ありがとうございます！引き続き楽しませて頂きます！ (2020年6月16日 18時) (レス) id: cf311a8a4f (このIDを非表示/違反報告)
ルピ(プロフ) - 翼さん» 翼様 コメントありがとうございます。全体公開にしましたので物語の方引き続きお楽しみください。 (2020年6月16日 17時) (レス) id: 332f5cf49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルピ | 作成日時：2020年6月6日 4時
