拓実×恋人未満 ページ6
川西拓実
どうしたら
何をすれば
私は拓実の彼女になれるの？
さっきまで一緒に汗を流してたはずなのに
もう彼はベランダで煙草を吸っている
私は拓実の何なのだろう
脱がされた服を着ることも無く
ベッドの上で私は1人考える
大体私は拓実の何を知ってる？
名前と、年齢と、それから関西弁を話すこと
毎回会うのは私の家だから、彼の家は知らない
学生なのか社会人なのかすらも分からない
他に女が居るのかなんてもっと知らない
何でこんなにも知らないことだらけの人を
……好きになっちゃったんだろう
･
ド田舎から大学進学のために上京してきて早2年
同じ学部の香織に私の20歳の誕生日を祝って貰った後
香『…もう私たち20歳だしさ』
香『ちょっと大人の街…行かない？』
少し悪い顔をして私にそう提案してきた香織
お酒を飲んで酔いも回っていたし
｢…そうだね！私も興味あるかも…！｣
気付けば私たちの足はクラブへと向かっていた
そこで出会ったのが拓実だった
拓『ねえねえ、お姉さん』
拓『この後…別の場所で飲み直さへん？』
いきなり男の人に話しかけられ、私は顔をあげる
｢…え｣
…時が止まったかと思った。
彼は、引くほど私のタイプの顔をしていたから。
これがナンパだなんて知りもしなかった私は
のこのこ拓実に着いて行ってしまった。
飲み直さないかと言われたのに、着いた先はホテル
中のバーとかなのかな？なんて思ったりもしたけど
通されたのは当たり前に部屋で
何も分からないまま気付けば彼に押し倒されていた
･
拓『……っ……お姉さん…名前は…？』
行為中に名前を聞かれることなんて
きっとこの先の人生では絶対無いんだろうな
｢…Aっ…//…Aです…/｣
拓『…Aっ…もっと声出して…//』
名前すら分からない彼から与えられる快感に
…私は意識を手放した
･
目を覚ますと彼はベランダで煙草を吸っていた
私はバスローブを羽織り、彼の元へ向かう
｢…貴方の名前は…？｣
拓『…俺？あぁ、言ってなかったっけ』
拓『川西拓実』
｢…川西…さん｣
拓『拓実でええよ』
｢…分かりました｣
フーっと彼の口から煙が吐き出される
｢…拓実さんは…何歳ですか？｣
拓『…21』
私のことなんて興味無さそうにずっと前だけを見てる
｢…じゃあ…私の方が1つ歳下ですね｣
拓『そうなんや』
拓『…てか』
拓『もしかして…初めてやった…？』
やっと私の方を見てくれた
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arumo(プロフ) - 梓さん» 本当に嬉しいですありがとうございます😭梓さんのセンスハンパないです大好きです🥺全然そんなことないです終始ニヤニヤしながら見てました…勇気出してリクエストしてよかったです‼️ほんとにありがとうございました😫💖 (2021年9月30日 9時) (
レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - arumoさん» いつもお話更新されるの楽しみにまっております💞えええ読み返して下さってるなんて、、嬉しすぎて涙が出そうです😭拓実さんのお話…私の文章力だと秘密感が微妙だったかもです💦ですがリクエスト本当にありがとうございました‼️ (2021年9月29日 22時) (レス) @page46 id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
arumo(プロフ) - 梓さん» え…ちょっと待ってください…読んでくださってるんですかありがとうございます😭‼️もうほんとに梓さんの書くお話好きすぎて何度も読み返してます🥲✨嬉しいですありがとうございます楽しみにしています🥺💓 (2021年9月29日 0時) (レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - arumoさん» わぁぁぁぁ！arumoさん😭😭😭いつもお話読ませてもらってます‼️コメント頂けたことが嬉しくて飛び跳ねました😂景瑚のお話書き終わったら秘密の社内恋愛拓実さん書かせて頂きますね💓 (2021年9月28日 23時) (レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
arumo(プロフ) - 梓さんの作品いつも楽しく読ませて頂いてます❣️同期の拓実くんと秘密の恋愛が見てみたいです！よかったらぜひよろしくお願い致します😌 (2021年9月28日 23時) (レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年9月13日 3時
