理解 ページ14
悟「最近変じゃねぇ?オマエ」
お昼の時間に教室に来て何を言われるかと思った。
確かにここ2週間、何かと理由をつけて先輩と二人になるのを避けてた。
そして今だって、灰原くんを隣に置いて話してる。
避けるしかないじゃない。
雄「…お、俺居てもいいの?」
悟「だめ「いいよ」…」
灰原くんの腕を掴む私。
それを見てつまらなそうにする先輩。
悟「…灰原と付き合えよ」
貴方「え…」
先輩は怖い顔をして椅子から立ち上がる。
悟「俺にそう言うの求めんな
オマエのことそもそも好きとか「五条さん!」…」
雄「言い過ぎですよ」
苦しい。
そう思った瞬間涙が溢れた。
貴方「っ…「A!」」
泣き顔を見られたくなくて教室から飛び出す。
先輩は私のこと好きでも何でもなかった。
そんなのわかってた。
でも…言葉にされるのは辛い。
悟「待てって」
貴方「離してくださいっ…」
どうせ、灰原くんに追いかけてって言われてきたくせに。
貴方「やめるっ…もうやめる…
先輩がそんなに嫌なら…ぁ…
彼女っ…やめ「ふざけんな」!!」
なんで、そんな顔するの。
そんな、泣きそうな顔するの。
悟「勝手に、泣いてんじゃねぇよ
オマエが好きって言ったんだろ
馬鹿」
いつ誰が来るかわからない渡り廊下でキスをされる。
静かで肌寒い。
悟「悪かった…」
11月のある日だった。
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作者名:椋理 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48936780d5f636e41a37026ea5b97821...
作成日時:2021年2月23日 1時