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知ること ページ12

貴方「先輩、最近よく私の部屋に来ますね」






お茶とお菓子をテーブルに置く。
先輩は「イェーイ」と言いながら食べ始める。






貴方「先輩はお坊ちゃまなんですね
……知らなかったです」






お菓子を食べていたキレイな手が止まる。






悟「オマエが気にする事じゃないけどね」






その声はいつもより少し冷たくて
空気が痺れる。





貴方「私は先輩のこと何も知りません
先輩も私のこと何も知りませんよね」






悟「知りたい?」






多分、先輩は私のこと知っても知らなくても良いくらいだと思ってる。
好きの気持ちの違いで、苦しい所。




誕生日だって、夏油先輩に聞いた。
基本情報は先輩方ふたりに教えてもらった。




これが自分だけ期待してる恋愛。





貴方「…ううん」






相手に気持ちを求める分だけ、
自分が辛くなる。







貴方「良いです、」






悟「ま、だろーね
俺もだし」







この言葉に傷つくのは自分。





…恋愛なんて知らなければ良かった。






貴方「そうですよね」

水→←痛み



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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:椋理 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=48936780d5f636e41a37026ea5b97821...  
作成日時:2021年2月23日 1時

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