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blue side









自分の弱っているところを見られたくない涼太。




毎日涼太のそばにいて、辛い時こそ1番近くで支えたい俺ら。







気持ちのすれ違いが起きている上に、
涼太はみんなに来てほしくないと思うことに対して
罪悪感を感じている。




そんなに罪悪感を感じなくてもいいのに、って俺らは思うけど
涼太は人一倍そういうの、感じるタイプだから

仕方ないっちゃ仕方ない。









「誰も涼太のこと、最低だなんて思ってないよ?」


【でも、みんな…かなしいかおしてた、】


「そりゃみんな、毎日涼太に会いたいからね。

涼太に来ないでって言われたら行けないじゃん?」


【…ごめん、】


「ううん。悲しい顔してたと思うけどね、
涼太がちゃんと自分の気持ち言ってくれたから

みんな涼太の想いは分かってると思うよ」







だよね?と目線を投げかけると
みんな力強く頷いていた。








「涼太さ、俺らに何して欲しい?」


【……みんなに?】


「なんでもいいよ、この前のプリン買ってきて欲しいとかさ、
あの漫画読みたいとかさ、たまに会いたいとかさ、」


【…ん〜】







具体的に、何をすれば涼太にとって良いのか


聞いた方が早いやと思って聞いたら、しばらく考えて








【調子が良い日はみんなに会いたい】









と言った。






【すごい、わがまま…ごめん、】


「いや、全然。俺ら、会いに行っていいの?」


【…うん、会いたい】


「調子の良い日ね、うん、分かった」





桃「りょうた、」


「あ〜…佐久間に変わっていい?」


【…良いのかな、】


「何がダメなのよ笑」


【だって、】


「はいはい、佐久間に変わるよ?」


【ぅえ、ちょ、】








隣で泣きそうな顔をしている佐久間が
あまりにも不憫で、笑

強制的に代わった。







涼太の話を聞いてる限り、俺らに会いたいのは会いたいけど
みんなに申し訳ないっていう気持ちがあって

その矛盾がしんどくて俺らと距離を置こうとした感じ。




そんなこと、考えなくていいのにね。

考えすぎる癖がある涼太はマイナスの方向に、
考えちゃって自分を責め始めるから
そうなる前に俺らが止めなきゃいけない。








桃「…りょーた?


うん、…ううん、大丈夫。


それより涼太は?…うん、…良かった、笑」









俺らには涼太が必要だし、

涼太にとっても俺らが必要であって欲しい。








俺らの未来は、明るいかな?









____


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pom(プロフ) - Youさん» 他のお話を読んでいただきありがとうございます。今は更新停止状態でいつ再開するかは考えておりません。このお話が落ち着いたら雲外蒼天の更新を再開しようかな、とは思っているのですが、、大変長らく待たせてしまうことになるとは思います。申し訳ありません! (2021年4月6日 23時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - 花さん» ありがとうございます!拙い文章なので申し訳ないですがそう言っていただけて嬉しいです〜〜>_< これからもよろしくお願いします! (2021年4月1日 8時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんにちは。いつもじんわり心に噛みしめながら読んでいます。優しい言葉が紡がれているこの小説が日々の楽しみになっています。ありきたりな言葉ですが、これからも頑張ってください^^ (2021年3月31日 22時) (レス) id: 7c0795d28f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pom | 作成日時:2021年3月9日 19時

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