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yellow side
「佐久間だけのせいじゃないだろ、それなら俺とふっかもだ」
紫「そだよ、佐久間。俺らも何も言えなかったから」
佐久間の言いたいことも分かる。
あの時、何か気の利いた言葉をかけることができていれば
舘さんと笑顔でまた来るね、と別れられたかもしれない。
きっと阿部や翔太なら、何かしら声をかけて
舘さんの心の負担を取り除けてたんじゃないかな。
桃「俺、涼太の気持ち…
今日までずっと、分かったふりしてたんだ、」
青「…で、今は分かってんの？涼太の気持ち。」
桃「…」
青「涼太の気持ちは涼太にしか分かんないよ。
俺らが涼太の気持ち、全部分かるわけないじゃん。」
緑「そうだね」
桃「でもっ、」
青「でもじゃないよ。
佐久間が、ふっかも照も、何も間違ったことしてないでしょ。
自分を責めなくていいから」
涼太と、俺ら全員の問題だよ
翔太はそう言って佐久間の頭を撫でた。
阿部がふっかと俺の前に立って舘さんをちゃんと
病院に連れて行ってくれてありがとう、と言ってくれた。
結局面会に行くかどうか、話がまとまることなく
収録の時間になり、今日以降、どうすれば良いか
誰も分からなかった。
収録をなんとか終わらせ、挨拶もそこそこに
楽屋に帰ってきたはいいものの、どこかどんよりとした雰囲気。
そんな中、翔太がスマホを持って楽屋を出て行こうとしていた。
「翔太」
青「ん？」
「電話？」
青「うん、涼太に電話しようと思って」
この雰囲気続くの嫌でしょ
そう言ってスマホを掲げ、電話してくると出て行った。
橙「佐久間くん、」
桃「こーじ、…俺も涼太と話したい、」
橙「…せやんな、うん…えっと、」
翔太が出て行ってからソワソワし始めた佐久間に
康二が声をかけた。
助けを求めてキョロキョロしてる康二と目が合い
どうにかして、と訴えられた。
「…佐久間、」
桃「…なに？」
「行っておいで」
桃「…いいのかな、」
「話したいんでしょ？」
桃「……やっぱいい、涼太俺と話したくないかもしれないし」
橙「、そんなこと」
やっぱまだ引きずってるか〜
収録中も調子悪いなっていじってたんだけど
やっぱ調子悪いな、うん。
紫「佐久間？舘さん、そんなこと言ってた？」
桃「いってない、けど！」
ふっかは佐久間の前にしゃがみ込んで、
目を合わせて話し出した。
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pom(プロフ) - Youさん» 他のお話を読んでいただきありがとうございます。今は更新停止状態でいつ再開するかは考えておりません。このお話が落ち着いたら雲外蒼天の更新を再開しようかな、とは思っているのですが、、大変長らく待たせてしまうことになるとは思います。申し訳ありません！ (2021年4月6日 23時) (
レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - 花さん» ありがとうございます！拙い文章なので申し訳ないですがそう言っていただけて嬉しいです〜〜>_< これからもよろしくお願いします！ (2021年4月1日 8時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - こんにちは。いつもじんわり心に噛みしめながら読んでいます。優しい言葉が紡がれているこの小説が日々の楽しみになっています。ありきたりな言葉ですが、これからも頑張ってください＾＾ (2021年3月31日 22時) (レス) id: 7c0795d28f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2021年3月9日 19時
