僕たちの未来【赤】

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purple side









赤「テレビでみんなの姿を見るたびにね、

自分はこんなところで何してるんだろって、
あの場所に俺はもう一度立てるのかな、って

不安になってたんだよね」









そりゃそうだよな〜


俺らは舘さんと会えない間も
がむしゃらに仕事をやってきたけど

その間舘さんは辛い治療とひとりで向き合ってさ



その間にも俺らの活動は続いているし、

不安にならないわけないじゃんね。









赤「でもね、結果が良くなってるって聞いたらね
やっぱりチャンスあるんじゃ、って思っちゃってね…

俺…もう一回みんなとステージ、立ちたい…」









青「立てるよ」





緑「うん、立てる、立とうよ」


黄「一緒に頑張ろうよ、舘さん」


桃「絶対立つよ？」




「みんな待ってる、舘さんのこと」








赤「うん、ありがとう」









前に言ってたけど舘さんは、

また俺らと活動をすることを糧に
治療を頑張ってるみたい。





治療を頑張るためにグループには残らせて欲しい、


そう言った時のことを俺は忘れない。







舘さんがこんなに頑張ってんのに、
俺らが頑張らなくてどうすんだ、ってね。



舘さんが戻ってくるために、
また舘さんと一緒にステージに立つために

SnowManを守る



それが俺たちの役目。









赤「…ふっかチョコ落としすぎ、」


「わ、ほんとだ」


橙「ふっかさんよだれかけいる？」


「いらねえわ！」


赤「あはは笑」




黒「舘さんこれいる？」


赤「うん？ううん、目黒食べな？」


黒「ううん、一口あげる、あーん」


赤「強引、笑」




黄「舘さん一口あげる」


赤「えっ、これ照の好きなやつじゃん、いいの？」


黄「いいよ、はい」


赤「…照も？笑 あー、」



白「俺もあーんしたい！」


桃「俺もー！」









さっきまで張り詰めていた空気だったのに
急に騒がしくなる。

それぞれが食べようと思って手に取ったスイーツを
自分が食べる前に舘さんにあーんするという
なんともカオスな状況。









この状況が


当たり前になる時が必ず来るよね









待ってるよ

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