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錦戸side
「ゆっくりでええで」
丸「ありがとお」
ごめんな、おんぶはできひん。
俺も大倉くらいでかかったらなぁ。
何が入ってるかわからんけどめっちゃ重いリュック
持ったって、歩くのを支える。
丸「ただいまぁ」
『「おかえり〜」』
錦「ただいま〜」
安「おかえり！マル大丈夫やった？」
丸「うん！大丈夫やで！」
「…」
大「亮ちゃんに睨まれてるで笑」
村「無理すな！嘘つくな！」
丸「うう…」
ほんま、なんで未だに遠慮するんやろか。
人が良いというか、なんというか。
「ここ、寝転び」
丸「はあい」
大「電車は座れたん？」
丸「ううん、立ってた」
村「足どないしてん」
「電車が揺れた時に踏ん張ったみたいで」
丸「思ったより揺れてびっくりした」
村「そうか、足疲れたやろ」
丸「…まあね」
ソファに寝転ばせてマルの足を揉んでいく。
マルの場合、足が全く動かへんわけじゃなく、膝が曲がらんかったり
力が入らんかったりするんよ。
だから筋肉はもう落ちてるし年々細くなってる。
隔週で1回、病院に来てリハビリをしてる。
あとは家で村上くんがやってくれてて。
村上くんも資格持ってるしな！
丸「う〜…いたい、」
「痛いな、ごめんな」
丸「ん…もうい、」
「よくない、これやらな余計後から痛なる」
丸「…いやや」
「やろ？もうちょっと我慢して」
病院でも、家でも。
足に触れば涙目になってもう大丈夫、と訴えかけてくる。
でも放っておいたら余計痛くなるから、心を鬼にして続けるんやけど。
マルはこの時間、絶対嫌やろうけど俺は意外と好きやねんで？
だって俺、このために医者になったんやもん。
マルを助けるために、な。
丸「もう終わり？」
「あとちょっと我慢して」
丸「長い〜〜…」
安「マルもうちょっと頑張り！大倉がマルの好きなもんいっぱい
作ってくれてるから！！」
丸「…ほんまに？」
大「たまたまやけどマルの好物ばっかりやわ」
丸「…頑張る」
「ん、あとちょっとやから」
マルの苦しみが少しでも和らいだら、もう俺はそれで満足。
どうしたらマルが楽になるか、日々研究。
丸「亮ちゃんありがと！」
「うん。こちらこそ」
マルのおかげで毎日頑張れるんやで、絶対言わんけど。
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虹恋 - もう更新なさらないのでしょうか？すごく好きなので、更新待ってます！！！ (2021年11月18日 18時) (
レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - Youさん» わざわざコメントありがとうございます！現在更新しているお話が一区切りついたら更新再開させていただきます…！！もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年4月22日 17時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - めちゃくちゃドストライクなので気長更新お待ちしております！ (2021年4月21日 23時) (レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - lettuさん» ありがとうございます！！！(>_<) (2021年2月20日 18時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
lettu - とても面白いです！更新待ってます！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: e892e33e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2020年12月31日 12時
