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大倉side
コンコンコン
「マルちゃ〜ん、おはよう。」
丸「おはよう！今行く！」
「はーい、ゆっくりでいいからね」
丸「うん！もう着替えれたから！」
１階にあるマルちゃんの部屋の前で声をかける。
マルちゃんは漫画家さん。ずーっと部屋にこもって漫画をかいてる。
去年、マルちゃんがかいた漫画が大流行して
街中マルちゃんの漫画のキャラクターに侵食されていってた。
現に今もやけど。
映画化もされたみたいでマルちゃん大忙しになってたな。
ただ、名前も偽名で、顔も出さずにやってるから知ってるのは俺らだけ。
家族にも言うてないみたい。
俺やったら言いふらしてまいそう、俺が描いたんやぞ！って。
ま、そんなマルちゃんは昔の交通事故の後遺症で
左足が運動麻痺で思うように動かん。
リハビリ通ったりもしてるんやけど、一生付き合っていかなあかんみたい。
たまに足が痛んで一日中部屋で唸ってたり、
熱出したりするから毎朝声かけて会話するねん。
丸「おはよ！」
「おはよう、足は？痛む？」
丸「ううん、最近調子良いみたい。大丈夫！」
「そら良かった。朝ご飯食べ？」
丸「うん、いただきます」
マルちゃんが起きたのを確認したヤスと信ちゃんは
マルちゃんの頭を撫でて仕事に向かった。
みんな、昔からやけどマルちゃんには甘い。
錦「マル髪の毛ボサボサやなー」
「亮ちゃんも人のこと言えへんで」
丸「亮ちゃんの方が爆発してるやろ！」
渋「今日は亮やな」
錦「えぇ、そんなに？」
毎朝、こうやって楽しそうな感じ。
たまーに朝寝起き機嫌悪い人おるけど。
特に今いる4人のうちの2人。
錦「ん、ごちそうさま！」
渋「ごちそうさん」
「はーい、そこ置いといて」
丸「僕もごちそうさま！美味しかった！」
「はや、もう食べたん？」
丸「うん、ペロリと！」
「ん、ほなこれで手と口拭いて。歯磨きして顔洗って会議行っておいで」
丸「も〜僕子どもちゃうで？言われんでも出来るしー！」
ま、俺も大概か。
マルちゃんはなんでか、甘やかしてしまうねんなぁ。
家の中では杖使わず、手すり持ってなんとか歩けるマルちゃん。
すれ違った亮ちゃんがいけるか？って聞いてるのをみて俺も自分の支度する。
カフェのオープンは10時から。
今は8時前やし、昨日のうちに色々準備もしてきたし今日はちょっとゆっくりできる。
丸「たっちょーん！行ってきます！」
「はーい、行ってらっしゃい！」
俺らの毎日、こんな感じ。
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虹恋 - もう更新なさらないのでしょうか？すごく好きなので、更新待ってます！！！ (2021年11月18日 18時) (
レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - Youさん» わざわざコメントありがとうございます！現在更新しているお話が一区切りついたら更新再開させていただきます…！！もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年4月22日 17時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - めちゃくちゃドストライクなので気長更新お待ちしております！ (2021年4月21日 23時) (レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - lettuさん» ありがとうございます！！！(>_<) (2021年2月20日 18時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
lettu - とても面白いです！更新待ってます！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: e892e33e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2020年12月31日 12時
