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横山side
「ん、ごめんな思い出させて」
丸「…ぁ、」
「大丈夫大丈夫、俺も大倉もすばるも今マルのそばに
おるよ？」
丸「ん、…はぁ、」
また過呼吸を起こしてしまう前に話を切り上げて
落ち着かせる。
背中をさすってやるとすぐに落ち着いたから
とりあえず一安心。
「ご飯は？食べた？」
丸「…うどん、たべた」
「食べれたんか、えらいやん」
丸「で、も…吐いたっ」
「ええよええよ。我慢したらあかんからな」
丸「ん、」
「なんか飲みたいもんあるか？水分摂ろ」
丸「……ぃらん、」
「いらん？」
丸「、はいちゃう」
「ほなグチュグチュだけしよ、口気持ち悪いやろ」
丸「…うん、」
吐いたらしばらくは飲食させん方がええからな。
一旦お腹、休まさせなあかん。
口の中ゆすがせてリビングに戻ると、
後処理が終わったふたりが戻ってきた。
渋「腹減ったな」
大「俺も今言おうとしてた！ケーキあるけど！」
渋「お、ケーキ食べたいな」
大「横山くんはケーキいる？」
「いる！」
落ち着いてぼーっと俺にもたれてテレビみてるマル。
大倉が店で作って余ったケーキを持って帰ってきてて
他のどこのケーキよりも美味しいケーキを3人で頬張る。
たまに食べたそうにみんなのケーキをみてるマルが
なんか面白くて、笑
でも今食べたらまた吐いてしまう、と葛藤してるのが
分かる。
大「食べたい？」
丸「え、…あ、うん…でも、、」
大「大丈夫、マルちゃんの分、ちゃんとあるから！」
丸「…ありがと、」
大「胃の調子が戻ったら食べよな？」
渋「まずはジュース飲めるようにならなな」
「もうちょっと我慢してな、？」
丸「…うん、我慢、する」
クリームくらい大丈夫やろ、と大倉が生クリームを
マルに食べさせよった。
大倉のケーキはクリームがめっちゃうまくて、
マルも大好きやねん。
丸「…もっかい、」
大「え〜横山くんにいいか聞いてみ？」
丸「、もう一回食べていい？」
「え、あ〜〜…クリームならいい、か」
大「いいって！はい、」
丸「……おいしい」
渋「よかったな！」
PTSDっていうのは、もうずっと付き合っていかなあかん。
今調子良くても数分後に体調崩してる、てのもよくある。
やっとマル笑ったー！と喜んでる大倉が、今日1日、
根気強くマルと向き合ってくれたおかげで
まだ症状は軽いのかもしれん。
ちょっとでもマルの心が軽くなるように
しっかりと向き合っていこう、な。
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虹恋 - もう更新なさらないのでしょうか？すごく好きなので、更新待ってます！！！ (2021年11月18日 18時) (
レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - Youさん» わざわざコメントありがとうございます！現在更新しているお話が一区切りついたら更新再開させていただきます…！！もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年4月22日 17時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - めちゃくちゃドストライクなので気長更新お待ちしております！ (2021年4月21日 23時) (レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - lettuさん» ありがとうございます！！！(>_<) (2021年2月20日 18時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
lettu - とても面白いです！更新待ってます！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: e892e33e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2020年12月31日 12時
