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大倉side
食べへんかな〜と思って持っていったうどんを
ちょっとだけやけど食べてくれて、
朝より顔色もマシになってて今ならいけるかな、
と思ってしんどい理由聞いた。
聞いた途端、胸元を押さえて過呼吸になり始めた。
そのままさっき食べたうどんを吐き出してもうて、
慌てて体を横向けにした。
リビングにいるすばるくんを大声で呼んで
走ってきたすばるくんにタオルや袋を
持ってきてもらうようにお願いした。
丸「げほっ、…はぁ、」
「マルちゃん、わかる？」
渋「大倉、タオル」
「ありがと、」
丸「ぅ、はぁ…っ」
すばるくんがマルちゃんを起こして背中を撫でて、
俺はタオルで後処理をする。
口の周りも拭いたって、とりあえず声をかけ続ける。
渋「大倉、ヨコか亮に連絡して」
「うん、分かった」
渋「マル、息吸ってみ、」
丸「ん、…はぁ、、」
少しずつ落ち着いてきたマルをすばるくんに任せて、
俺は横山くんに連絡する。
横「はい」
「あ、横山くん？俺、大倉」
横「おん、どうした？」
「あんな、マルがーーーー」
昨日の夜から、今までの話をすると
なんとなく分かったみたいで、今日はもう帰るから
それまで面倒みたって、って言われた。
「病院には連れて行かんでええの？」
横「うん、大丈夫。まぁ俺が思うにやねんけど、、」
昨日、マルちゃんが仕事に行った近くで交通事故が
あったと。
横山くんはマルが巻き込まれてないか
心配やったらしいんやけど、特に連絡もなかったし
安心してたみたい。
もしかしたらやで、と何度も前置きして
その事故の場面を見てしまったのかも、と。
マルちゃんの足は事故の後遺症が残ってしまってるから、
もしかしたらやで、とまた前置きして
PTSDかもしれん、と横山くんは予想した。
「今までそんなことなかったのに、」
横「精神的な部分は今まで特に問題なかったんやけど
実際にその場面を目の前で見てしまったら、なぁ」
「そっか、だから思い出すだけでしんどくなってしまうのか」
横「かもしれんな。昨日の夜もそのせいで寝れてないのかも」
「俺、思い出させるようなこと聞いてもうた、」
横「大丈夫。聞かんかったら余計ひどなってたわ」
「…ほんま？」
横「おん。まぁ今できることは車の音を極力聞かせないことと
1人にせんといたって。」
とりあえずすぐ帰るわ、と言って電話を切った。
…PTSD、俺らに何ができる？
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虹恋 - もう更新なさらないのでしょうか？すごく好きなので、更新待ってます！！！ (2021年11月18日 18時) (
レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - Youさん» わざわざコメントありがとうございます！現在更新しているお話が一区切りついたら更新再開させていただきます…！！もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年4月22日 17時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - めちゃくちゃドストライクなので気長更新お待ちしております！ (2021年4月21日 23時) (レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - lettuさん» ありがとうございます！！！(>_<) (2021年2月20日 18時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
lettu - とても面白いです！更新待ってます！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: e892e33e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2020年12月31日 12時
