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横山side
仕事を終えて家に帰ると、マルを除いて全員揃ってた。
マルは今日、出版社で会議や言うてたんやけど、どっか
買い物でも行ってるん？と聞くと何も連絡がない、と。
もう高校生じゃあるまいし、何か他に用事があったのかも
しれんしもうちょっと待ってみよう、となった。
村「電源切れてんのやろか、」
渋「いくらなんでも遅すぎるわ」
錦「誰か出版社の人の連絡先知らないんすか」
安「あ！僕知ってる！マルの担当の人！」
大「マルもう帰ってるか聞いてみよ」
ヤスが電話をかけたと同時に、俺のスマホにも電話がかかってきた。
もしや、と思ってみれば、翔くんやった。
なんやろ、仕事の話かな、と思って呑気に出ると
いつもの翔くんでは考えられへんくらい
焦ってる声が聞こえてきた。
櫻「ヨコ！マルが！」
「マル？！どこ、どこにおるん！」
櫻「聞いて、仕事帰り松潤の店に行こうとしたら
ベンチで寝てる人がいてさ、こんな遅いのに大丈夫かな
って思って見ればマルだったんだよ」
「ベンチで…？」
櫻「そ。それで聞いたら会議が終わった14時くらいから
ここにいるって言うし…」
「14時から？！今18時やで？！」
櫻「うん、俺も怒った。それで、松潤の店で休ませておくから
早く迎えにきて。ほんとに体冷えてるから。」
「、分かった…すぐ行く」
電話を切ればみんなが俺の方を見ていた。
翔くんの話を伝えるとどっくんが「俺も行く」と
言って俺と2人で迎えに行くことになった。
大「あったかいもん作って待っとくから」
村「怒ったんなよ？なんか理由があったんやろうし」
安「足、痛かったんかもしれんね」
渋「とりあえずはよ行ったれ」
「行ってきます」
松潤の店まで飛ばしても10分はかかる。
翔くんも医者やしなんとかしてくれるとは思うけど
気が気でならん。
それはどっくんも一緒みたいで貧乏ゆすりがとまらへん。
錦「絶対足痛かったんや」
「せやろな。気づいてやれれば良かったんやけど」
錦「あいつ、絶対大丈夫っていうから…」
「大丈夫じゃないときは言うて欲しいんやけどなあ」
錦「…うん、ほんまに」
マルはこの家で1番の気遣いさんや。
どうせ今日もみんな仕事やし痛い、なんて言うたら
みんなに迷惑かけるーとか思ったんやろ。
医者としては許せへんねんけど、
やっぱマルって不思議な力持ってるんやろうな、
いつも許してしまうねんなぁ。
俺ら、マルには甘いからな…笑
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虹恋 - もう更新なさらないのでしょうか？すごく好きなので、更新待ってます！！！ (2021年11月18日 18時) (
レス) id: 39651266d5 (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - Youさん» わざわざコメントありがとうございます！現在更新しているお話が一区切りついたら更新再開させていただきます…！！もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年4月22日 17時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - めちゃくちゃドストライクなので気長更新お待ちしております！ (2021年4月21日 23時) (レス) id: 4838a1782f (このIDを非表示/違反報告)
pom(プロフ) - lettuさん» ありがとうございます！！！(>_<) (2021年2月20日 18時) (レス) id: f223fa30a9 (このIDを非表示/違反報告)
lettu - とても面白いです！更新待ってます！ (2021年2月15日 19時) (レス) id: e892e33e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pom | 作成日時：2020年12月31日 12時
