バンビの本能 ページ4
「...ふぇっクッシュ！」
どれくらいそうしていたのか
バンビのくしゃみで、我に返った私達
気付くとすっかり体も冷え
特に人間として
初めて雪に触れたバンビの震え方は尋常ではなくて
「とりあえずシャワーで、体温めて来て？」
一緒に入った脱衣場で
慌ててお湯張りの準備を進める私の後ろ
「一緒に入ったら、ダメ...？」
背中越しに聞こえた
バンビのいつになく控えめな声
というのも
一緒の入浴を断り続けている内に
バンビがそう口にする事もなくなったからだ
「ねぇ、A...」
「...いいよ」
この時頷いてしまったのは
間違いなくさっきまでしていた
キスの余韻もあるけれど
何より私にはバンビしかいない
そう、強く思えたから
「...え」
まさか私が頷くとは思っていなかったのか
言葉に詰まるバンビの方へ振り返り言った
「だから私も
バンビしかいないから...！///」
言い終わると、直ぐ様俯いた
だってこれから一緒お風呂に入ると思うと
とてもじゃないけれど
恥ずかしくて顔が見れない
「...うん(笑)」
だからバンビが
その目尻にうっすら涙を浮かべる程
喜んでいたとも知らずに
「A...脱がせて？」
元々甘えん坊のバンビ
この状況で
私の気持ちなどお構い無しに
そんな事を言ってくる
「ほら？」
しまいには躊躇う私の両手を掴んで
自分のスウェットの裾まで持ってくる始末
「...ッ///」
もう半ばヤケクソだった
意を決して掴んだスウェットの裾を捲ると
すぐに逞しい腹筋が姿を現し
次いで、胸、首筋
「...んっ」
最後にスウェットを頭から抜くと
雪で濡れた髪で私を見下ろすバンビと目が合い
「...Aも」
そんな初めて目にする色っぽいバンビに
高鳴る胸は、もはや言うことを聞かなくて
されるがままバンビの手によって
全てを脱がされた
「...ん？」
流石にブラのホックを外す時だけは
私も手伝ったけれど
あとは下着でさえもバンビが
その長い腕で
肩にキスをしながら足元へと下げた
一体どこでそんなテクニックを覚えたのか
それは恐らくバンビの本能で
その証拠に
バンビは裸のまま戻った布団の上
「...あっ、やッ！」
快感で身を捩る私を
何度となくその逞しい身体で閉じ込め
声が掠れるほど淫らに、啼かせてくれた
＊バンビと濃厚ラブしたい大人の読者様は
「バンビとの時間☆Changmin☆」
に飛んで下さいね。まずはバンビとお風呂から。
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ami(プロフ) - miさん» miさん、バンビとずっと一緒にいたいですよね。何とかその方向でと、無理やり妄想するんですが、やはり無理なんですよね(*ToT)なかなか気が重たいですが、完結目指して進めていきますね。 (2021年8月6日 1時) (
レス) id: abcc065ec9 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - バンビほんとカワイイ。ヒロインに会いたくて人間になってくれたけど、それは期限付き？ずっとはいられないのかな？ずっとずーっと続けばいいのになぁ。 (2021年8月5日 6時) (レス) id: b895eebeca (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ちゃみゅさん» ちゃみゅさん、早速バンビとお風呂から書き始めていますが無事ゴールまでたどり着けるのか(笑)既に枯れそうなピンク脳をフル回転して挑みますが、期待せずにお待ち下さいね。 (2021年7月19日 17時) (レス) id: abcc065ec9 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみゅ(プロフ) - こんにちはamiさん(^_^) 楽しみです(*ﾟ∀ﾟ*) テンション上がってます(*´Д｀*) おっと、２人の甘く切ない初恋を忘れて脱線してます\(//∇//)\ 先走りすぎました(^-^)v (2021年7月19日 13時) (レス) id: 37bbc539fb (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ちゃみゅさん、外野からの中継、ありがとうございました(笑)焦れったいですよね。まるで初恋のように焦れったいです。いや多分二人にとってこれは初恋なのでしょう。そんな二人の恋の模様をこれからも見守ってやって下さい。 (2021年7月19日 3時) (レス) id: abcc065ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2021年7月14日 8時
