ドンキホーテファミリーのコックさん！ (ページ9)

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08 １年後ページ9

ー１年後ー

ヴェルゴが海軍への潜入任務に行くことになった。

『ヴェルゴ、これはとても危険な任務だからな。バレないように慎重に行動しろよ？本当は俺が変わってやりたかったんだが...全員に反対されてな...』

ヴェ「ふふ、俺は大丈夫だ。恋人に会えなくなるのは寂しくなるが...」

皆「「「恋人じゃないだろ」」」

ヴェ「そうだった、Aは恋人じゃなかった。
でもいつかはそうな「「「ならねェ」」」...」

『はは、まァそれは俺次第だよな。
ほらヴェルゴ、超小型電伝虫だ。盗聴出来ないように改造して貰ったから連絡して来いよ？』

皆「「「(お、俺次第...だと...！！？？)」」」

ヴェ「本当か...！ありがとうA...！」←嬉しい

『どういたしまして。じゃ、いってらっしゃい。』

ヴェ「あァ...行ってきます。」

ヴェルゴ出発後...

『あ～...ヴェルゴが行っちまった～...って、あ！
ヴェルゴのやつ、弁当忘れてるじゃねェか！！
ちょっと届けてくる！！』

バッサァッ！！！

ド「おい、A！？あ～...行っちまった...
あの姿は目立つのに...大丈夫かァ...？」

ロ「Aは強ェから怪我する心配はしてねェが...
また悪い虫が付かないかが心配だな...」

デ「あの姿はAの格好良さを際立たせるからな」

皆「「「それな」」」

みなさんどうも！飛行中のAです。
急に俺が空飛んで驚いたでしょ？この１年の間に俺もとうとう悪魔の実食べちゃいました！悪魔の実の内容に付いては次の話に書いておきますね！←メタ

『おっ！いたいた！ヴェルゴ～！』

ヴェ「A...！何て久しぶりなんだ！会いたかった...！」

『いや、さっき別れたばっかだろ。』

ヴェ「そうだ...先程別れたばかりだった」

『ほら、弁当忘れて行ってたから届けに来たんだ。マリージョアまで距離があるからな。腹が減ったら食べてくれ。』

ヴェ「ああ...何から何までありがとう...今度こそ行ってくるよ。」

『気を付けてな。』

バッサ...バッサ...

『ふぅ...人獣型って疲れるんだよなァ...もうヴェルゴに弁当も届けたし、獣型になっていいよな。』

ズオォォォ...バッサァッ！！！

『ギャオォォォオ！！』

【？？side】

？「ん？何だ今の声...」

そういって振り返った先には力強く羽ばたく１匹のドラゴンがいた。

そいつを見た瞬間俺に衝撃が走った。
多分一目惚れってやつだろう。
家族が止めるのも聞かず
一直線に俺はそいつの元に飛び立った。