ドンキホーテファミリーのコックさん！ (ページ26)

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23 謝罪ページ26

オ「Aさんっっ！！！！」

『っ！.....？』

勢い良く突進して来たオーブンに殴られる！と思って歯を食いしばった...が、想像した痛みは来ず、ぎゅっと強く抱き締められた。えっ、絞め殺す...的な？

オ「会いたかった...！」

『.....は...？俺と顔を合わせたくないから俺が気を失っている間に島から出て行ったんじゃ...？』

オ「え...？そんな訳ない！
俺たちはAさんが島を出たと聞いて...」

双方の意見の矛盾に２人して首を傾げる。
嫌な予感がした俺が詳しく話を聞いた...結果。

『.....全部両親の嘘だな。
俺は17歳まであの島にいたし、手紙も書いてない』

オ「なっ...！？」

くそ、父さんも母さんも余計なことしやがって～！
じゃあ謝りに行って良かったんじゃん！！

『そうと分かれば早く行こう！！俺のせいで傷付けられたみんなにずっと謝りたかったんだ！』

オ「！あ、ああ！みんなも喜ぶ！」

そう言って俺はローをおんぶし、腹にオーブンをくっ付けたまま船まで走ったのだった。←

✱✱✱✱✱

ク･ブ「「A(お)兄ちゃん！」」

万国(トットランド)に着くと、オーブンが連絡を入れていたらしく皆が港で待ってくれていた。

その中にいた25年前俺のせいで一番傷を負った２人...クラッカーとブリュレが駆け寄って来たのを直前で制し、地面に手を着く。

『俺なりのケジメだ。本当に、すまなかった！』

ク「...よし！許してやる！」

ブ「昔みたいに抱き締めてくれたら許してあげる！」

ク「あ！ずりィ！やっぱ俺もまだ許してねェ！」

『...！ふは、よし！覚悟しろ～！？』

そう言って２人を抱き締めていると、最初は笑っていた２人が真顔で離れて行ったので何か間違えたかと不安になっていると、ブリュレが俺の左肩あたりを指差し口を開いた。

ブ「Aお兄ちゃん...その、後ろの子は？」

ク「すげェ睨んでくるんだが...」

『...ああ！コイツはロー。俺の...「ぱぱ、この人たち誰だ？」ロ、ロー...！』←嬉しい

皆「「「...ぱ、パパぁ！！？？」」」

ツッコミ不在のため、しばらく空気が凍った。

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Aが砂糖の島で変な髪型のオッサンと会ってからそいつばっかり構って俺のことを構ってくれない。(※個人の意見です。)

どうしたらAの気を引けるだろう...

べ･シュ「「パパあれ買ってー！」」

『こういう時だけパパって呼んで...全くずるい子たちだなー！(と言いながら爆買い)』

.....試してみるか。

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