ミッドナイトの弟だからしょうがない【番外編】 (ページ19)

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14 愛で地球は救える！ページ19

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合宿前の７月末。特別講習に参加することになった俺たちは、職員室で生徒達(みんな)の用意が終わるまでオールマイトの特別番組を見ていた。

八「懐かしいな...」

『この時代の俊典さんも縛ってみたかったなあ...』

香「...ん？も(･)ってことはアンタ、今のオールマイトは縛り済みってことね？やるじゃな～い！」

『ああ。始業式の日に縛ってやったぜ☆』

石「ははは、相変わらず手が早いですねぇ」

八「ちょっ！？////やめて！思い出させないで！////」

睡･石「「『wwwwww』」」

相「そろそろ準備お願いします」

番組を見ながら純情乙女(←)俊典さんを皆でからかって遊んでいると、消太が入って来て声を掛けられたのでそれぞれ準備を始める。

『どう？似合う～～？』

石「ええ、とてもお似合いですよwww」

睡「何とも見事な女装(･･)ね...ブフォ」

そう。俺の特別講習での役は女装役。
姉さんより少し暗めのスカートスーツに身を包んだ。

✱✱✱✱✱

【出久side】

かっちゃんの正面突破の突入に後ろから着いて行くと、敵(オールマイト)が刺されて死んでいた。

その件について人質とされていた４人に話を聞いていこうと目を向け、固まる。

緑･飯･轟「「「A先生(さん)！！？？」」」

蛙「かわいいわ」

爆「だから様子見に行った丸顔が笑ってやがったのか」

麗「いやあ...目に入った途端、耐えきれんくて...」

たはは、と麗日さんが笑い、またA先生を見て吹き出した。いや、さすがに失礼だよ麗日さ...ブフッ

･･･

僕がアニメ通り(←)オールマイトとミッドナイト先生の愛によって起こった事件だったと推理し、特別講習は終わりを迎えた...と、思いきや。

相「お前たちは大きな見落としをしている」

緑･飯･麗「「「え...？」」」

相「元々潜入を得意とするAが本気で女装をすれば、誰もAだとは分からない...」

『そう！俺はあくまで女装役(･･･)！女の役だとは一言も言ってないぜ？』

そう言ってばさっ！と一瞬でスカートスーツを脱いだA先生はオールマイトと同じ格好をしていた。

緑「じゃあA先生は女装して人質に成り済ました敵の仲間役だった...ってことですか！！？」

『そーゆーこと♡...じゃ、アディオース！』

オールマイトをお姫様抱っこして物凄い速さで去って行くA先生を唖然と見送り、一斉に声をあげた。

皆「「「そんなん分かるかあぁぁあ！！！」」」

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