ミッドナイトの弟だからしょうがない【番外編】 (ページ11)

今日:11 hit、昨日:69 hit、合計:24,092 hit

07 メンズコロン《２》ページ11

✯

緑「A、先生......」

相「おい、遅刻だ、ぞ...」

朝のHRの時間、珍しく少し遅れて来た出久くんがボロボロの姿で教室に入って来た。さすがの消太も目を見開いて固まっている。

『ど、どうした出久くん！？
傷だらけじゃないか！！今手当を...』

緑「いや、怪我の事はいいんです。
それよりも...これは一体！何なんですか！？」

ぴらり、と目の前に掲げられた一枚のポスター。
ああそうか。そういえば今日から張り出すって言ってたな...

緑「A先生のポスターが出るんなら言っておいてくださいよ！もう少しで手に入れ損ねる所でした...！」

『えっ？あ、ああ...ごめん...？』

あまりの剣幕に思わず謝ってしまった...けど何で俺怒られてんだっけ？と首を傾げていると、隣で固まっていた消太がギギギ、とこちらを向いた。

相「おいA...何故、俺にも教えなかった...？」

『いや、別に...特に言う必要も無いかなっt「ある！」ええええ...？(汗)』

相「おい緑谷、そのポスター俺に寄越せ」

緑「ええ！？い、いや、流石にこれは先生にも譲れません！！！」

轟「じゃあ俺に売ってくれ緑谷。言い値出す。」

緑「えええ！？」

爆「デクゥ！！俺に寄越せや！！！
寄越せばこれから少しだけ優しくしてやる！！」

緑「ええええ！？少しだけ！？」

ギャーギャーと争い出した生徒たちに微妙な気持ちになる。俺のこと好いてくれるのは嬉しいけどさ？でもお前らは...

『本人が目の前にいるんだからポスターとかいらなくね？』

皆「「「そういうことじゃない(んです)！！」」」

『...えー？じゃあ何でも言われたポーズするから好きなだけ写真撮ってくれて良いっていうのも違う？』

皆「「「...今何でもって(ry」」」

･
･
･

『え、何この設備...』

根「Aくんの写真集を作るならこのくらいの設備は当然だよねっ！！」

『あれ？俺、写真集作るとか言ったっけ
...まあ皆が望むならやりますよっ！』

山「いいねェ～！エクセレントッ！！！」

『ひざしがカメラマンかよwww』

結果:飛ぶように売れた。(雄英内)

.