89 変態紳士 ページ41
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その後、荼毘くんは何がかは分からないが「産まれそうだから」と言って去って行き、ホークスはこの後予定があるからと一旦別れ、炎司さんはそのまま病院に直行し、入院することになった。
炎司さん本人は「元気だ」と言い張っていたが、俺の活力を分けて誤魔化していたに過ぎないので、集中治療室にぶち込み手術に数時間、個室に移動し眠ること1時間。
『おはよ、炎司さん。気分どお？』
炎「王子様…？」
─────･･･
炎司さんにご飯を食べさせたり、よしよししたりしていたらいつの間にか帰って来ていたらしいホークスに「もうすぐ面会終了時刻ですよ」と肩を叩かれたため、『はやく治りますように』と炎司さんのおでこにちゅっとして別れた。
鷹「...しっかしお2人ってほんと仲良いですよねぇ。
元サイドキックなんでしたっけ？」
『まぁな。でも最近は甘えたに育て過ぎてしまったっぽいから節制を考えてるところだ。都合良く新しく甘やかさないといけない奴が側にいることだし......な？啓悟。』
耳元に唇を近付けて、甘い声を意識しながら初めて本名で呼ぶと、ぼんっ！と顔を真っ赤に染め、小さな羽をぴるぴる動かして喜ぶホークス。小鳥ちゃんかわいすぎだろ。
『ということで。この後の啓悟の時間、俺にくれるか？』
鷹「ふぇ！？////」
✱✱✱✱✱
【ホークスside】
鷹「ハッ！ここは.....？」
『啓悟おはよ。』
鷹「Aさん...？...ッ！」
Aさんの顔を見た瞬間、昨夜のことがフラッシュバックのようになだれ込んでくる。
一緒に水炊きをお腹いっぱい食べ、(当然のように奢りだった)エンデヴァーさんが入院することになったからひとつベッドが空いていると言って予約していたホテルの部屋に誘われ、一緒に風呂に入り、髪を乾かして貰い、Aさんお手製のブランデー入りホットミルクを飲んでベッドに入り、おやすみのちゅーをして貰って...そして今に至る。
鷹「Aさんのテイクアウトめちゃくちゃ健全だった...」
『弱ってるやつに手を出す趣味はないんでな。』
鷹「！」
隠し切れてるつもりだったんだけどなぁ。
荼毘との密談で疲れていたのに気付いて甘やかしてくれたらしい。
鷹「ただの紳士じゃないですk『元気なやつを、俺の手で少しずつ弱らせていくのが好きなんだ』やっぱり変態だった...」
でもそんな変態なところも好きだなんて、実は俺も変態なのかもしれない。
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シャルム(プロフ) - ＿＿＿＿＿さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります！！ (3月8日 1時) (
レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シャルム(プロフ) - ユキヒメさん» 攻め主良いですよね…！また更新再開いたしますので、お暇が出来た際は覗いていただけると嬉しいです… (3月8日 1時) (レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シャルム(プロフ) - レーナさん» 応援頂いていたにもかかわらず更新止めてしまって申し訳ございませんでした…また少しずつ更新していきますので、気付いた時に読んでいただけると嬉しいです… (3月8日 1時) (レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
＿＿＿＿＿ - 一気に読んでしまいました！更新これからも頑張ってください！ (3月7日 2時) (レス) id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
＿＿＿＿＿ - めっちゃ面白いです (3月7日 2時) (レス) id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャルム | 作成日時：2018年9月9日 1時
