50 買い出し ページ1
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『重...安かったからってちょっと買いすぎたかもな...』
皆が必殺技の訓練を始めて３日目、沢山買い置きしていたはずの食料が底をついたので少し距離はあるが噂の激安スーパーまで足を運んでいた。
Ａ組全員分となると量が必要なので安ければ安いほど良い。まじで安かった。今度から通おう.....と
主婦的思考を巡らせながら歩いていると
突然目の前を歩いていた男性が座り込んだ。
『！大丈夫ですか！？』
分「ハァ...ハァ...くそ...俺は...俺だ...！」
『！その声.....もしかして、仁くん...？』
分「は.....？、A...！？どうしてココに...っ！
ぅあ゛...その前にポケットのマス、クを...」
仁くんは苦しそうにそう呟きながらポケットからマスクを取り出し被ったが、強く被りすぎたのか頭と口の境い目の部分が裂けてしまった。
分「さ、裂け...！？ダメ、ダメだ...分裂、する」
『！仁くん、ちょっとそのまま動かないで。』
これは大変だと思った俺はポケットからいつも持ち歩いているミニ裁縫セット(女子か)を取り出し素早く、かつ丁寧に裂けた部分を縫っていった。
『...よし、出来た！大丈夫？』
分「...！A...！お前ってやつは〜！(涙目)」
涙目で俺に抱き着いて来た仁くんの腕は微かに震えていて、何だか置いて帰るのも忍びなくて暫く一緒にいることにした。
✱✱✱✱✱
分「さっきは本当に助かった。礼がしたいんだが何か無いか？俺に出来る事なら何でもするぜ！」
『今、何でもって.....じゃない。
じゃあ...悪いけどマスクを外して貰っても良い？
やばそうだったらすぐ被せるから！！』
初めは少々渋った仁くんだったが、暫くするとゆっくりとマスクを外してその顔をもう一度見せてくれた。
『はあ〜...やっぱ見れば見る程タイプだわ...』
分「.......へ！？//// タ、タイプ！！？？////」
『うん...俺の中のタイプランキング２位か３位どっちかには確実に入るよ？』
分「え、ええ...？俺、おっさんだぜ...？
Aは...何だっけか...枯れ専？ってやつなのか？」
『うーん？そう言う訳じゃなくて.....
何だろ...不健康そうって言うか...世話焼きたくなる感じの人がタイプなんだよね〜〜』
分「...はは！何だソレ...趣味悪ィな！良すぎだ！」
『っ！笑顔かわいい！！！』
分「ぉわっ！！？？////」
初めて見せてくれた仁くんの笑顔が可愛いすぎて
うっかり押し倒してしまった。
...まぁ仁くん嬉しそうだしいっか！よしよし！
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シャルム(プロフ) - ＿＿＿＿＿さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります！！ (3月8日 1時) (
レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シャルム(プロフ) - ユキヒメさん» 攻め主良いですよね…！また更新再開いたしますので、お暇が出来た際は覗いていただけると嬉しいです… (3月8日 1時) (レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
シャルム(プロフ) - レーナさん» 応援頂いていたにもかかわらず更新止めてしまって申し訳ございませんでした…また少しずつ更新していきますので、気付いた時に読んでいただけると嬉しいです… (3月8日 1時) (レス) id: 36d783b3d3 (このIDを非表示/違反報告)
＿＿＿＿＿ - 一気に読んでしまいました！更新これからも頑張ってください！ (3月7日 2時) (レス) id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
＿＿＿＿＿ - めっちゃ面白いです (3月7日 2時) (レス) id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャルム | 作成日時：2018年9月9日 1時
