SLEEP-k.inoo-③ (ページ8)

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現状。ページ8

有岡くんと掃除した後、

何事もなかったように、
アイスとお茶を運んだ。

伊野尾くんは、、、

私の好きな人。

ずっと、
大好きだった人。

目の前で美味しそうにアイスを
食べるその姿は、

随分と懐かしい気持ちにさせる。

知「Aちゃん、
戻ってくるよね？」

「はい、

戻りたいと思ってます。」

有「よかったぁ、、、

代わりの子じゃさ、
機嫌悪くて。」

「え？」

有「いのちゃんが。」

伊「え？」

有岡くんが伊野尾くんを見る目は
すごく優しい。

伊「あー、だってぇ、
あの子ずっと喋ってんだもん。

めっちゃ危ねーよ。」

そうなんだ。

知「それだけじゃないくせに。」

有「とにかく、
Aちゃん待ってるから。」

「ありがとう。

昨日も薮くんが来てくれて。

みんなが心配してくれてるのが、
嬉しい。

だからちゃんと復帰します。」

有「Aちゃんは、仲間だって。

いつもヒカが言ってる。」

「光くんにも、
よろしくお伝えください。」

昔からの友達みたいに、
みんなでたくさん喋って、

楽しい時間はあっという間。