SLEEP-k.inoo-③ (ページ23)

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好き。05 ページ23

伊「でさぁ、

今日は一緒に寝よ。」

「はい///。」

伊「つかまえた。」

ぎゅーって抱きしめられて、

ベッドに倒れこむ

「眠れないのは、

もう大丈夫なんですか？」

自分の声が伊野尾くんに
僅かに吸収されるのがなんだか心地いい。

伊「ねー、
そろそろ敬語やめてよ。

まぁ、
彼女が敬語ってのも
なんかやらしーくて、

いいけど。笑」

見上げると、
けらけらと笑ってる
可愛すぎるその顔に、
特徴的で少し気が抜けた声に
やっぱり私は夢中になる。

「う、うん。」

伊「Aがいたら、
俺はずっと眠れるよ。

だからいなくなんないでね。」

「うん。」

伊「おやすみ。」

「おやすみ、なさい。」

すやすやと眠ってしまった
伊野尾くん。

目の前にある可愛い寝顔に、
私のどきどきは止まらない。

ちらりと覗く前歯。

本当に伊野尾くんだ、、、
伊野尾くんがここにいる。

全然、眠れる気がしないよ、、、

優しくて、暖かい
伊野尾くんの腕の中で、

なにがあっても、
私が伊野尾くんを守る。
やっと覚悟を決めた。