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好き。01 ページ19
家について言われるがまま、
中に入った。
伊「山田に何て言うんだろうって
考えたら。
さらいたくなった。」
「あの、山田くんには、
好きな人がいるって
言おうと思ってました。」
伊「あー、好きな人。
え？」
「はい。
ずっと、好きな人がいます。」
伊「それは、
俺だったりしない？
、、しないか。」
「だったり、、、します。」
伊「待って！だって俺のことは、」
「全部、思い出しました。」
伊「はぇ？」
「あの日は、
すみませんでした。」
伊「あの日？最後に会った日！？」
「はい。
あの日、
伊野尾くんを怒らせた
っわ！」
凄い勢いで
伊野尾くんの全身が私を包んだ。
伊「なんてこった。」
「すぐに言わなくてごめんなさい。」
伊「覚悟を決めたんだけどな。
俺を思い出せないAを
もっかい好きにさせるって。」
「あの、伊野尾くん。」
伊「はぁい。」
「好きです。」
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作者名：haru
| 作成日時：2018年4月26日 23時
