訪問者。02 ページ5
伊「入っちゃだめ？
顔も見たくない？？」
固まった私の顔を
伊野尾くんが覗き込む。
「薮ちゃんは？」
伊「薮は来ねーよ。」
「そっか。
どうぞ。」
やっと、
薮ちゃんの料理の
リクエストの意味がわかった。
薮ちゃんは、
初めからそのつもりだったんだ。
あの時の"忘れさせてやる"は、
薮ちゃんがって言う意味じゃなかった。
中途半端な私に
薮ちゃんがくれた最後のチャンス。
この時間、ちゃんと向き合おう。
「ごはん、
もう出来るから座ってて。」
伊「その前に、
１つだけ言っていい？」
「う、うん。」
伊「彼女とは、もう別れてる。」
「え？」
伊「だから、
遊びじゃねーし。
そういう人でもない。」
「、、ごめん、嫌なこと言って。」
勘違いだったんだ、
え、それって、、、
伊「その手料理、食べていい？」
「だめ。」
伊「なんで？」
「これ、
薮ちゃんの為に作ったやつだもん。
初めて食べて貰うのに、
伊野尾くんの為に作り直したい。」
伊「そうでもないよ。」
「へ？」
伊「薮、トマト食えねーもん。
しかも、こんなに。笑」
伊野尾くんが指差す
トマト山盛りのサラダ。
「薮ちゃん、ごめん。笑
私、やっぱり
伊野尾くんのことしか
考えられないみたい、、、」
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haru(プロフ) - ももさん» 同感です。笑 薮ちゃんが優しすぎてそっちに流されそうです、、、！ 最後まで楽しんで貰えたら嬉しいです〜 コメントありがとうございます。 (2017年5月7日 21時) (
レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
もも - 私は薮ちゃん派です！笑 私が主人公だったら薮ちゃんのとこに絶対に行ってるなぁ！って思いました笑 お話読んでて楽しかったです。 (2017年5月7日 17時) (レス) id: e0838045df (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» ありがとー！！続きは少し甘いかな、、、お楽しみに( ´∀｀) (2017年4月10日 21時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - 一旦終了おつかれさまです！続きも楽しみにしてます(^ ^) (2017年4月9日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - いくさん» 薮ちゃん、泣けますよね。笑 幸せはもうそこまで。 (2017年3月28日 23時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2017年3月27日 22時
