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有岡先輩と涼介。14 ページ14

有「大丈夫?」

「あ、はい。

お待たせしました。」

有「行こっか。

今日、ちょっと寄り道してもいい?」

「はい。」

先輩は、紅茶を二本買って
公園に寄った。

有「はい、Aちゃんの分。」

「あ、お金をっ」

有「いいよ、
彼氏なんだしこれくらい奢らせて。」

座って隣のベンチをぽんぽんと叩いた。

有「Aちゃん。」

「はい。」

有「いのちゃんに、

何か言われた?」

え、なんで?

私の顔色を見て、
察したのか困ったように笑った。

有「やっぱり。」

「え、と、、、」

有「山田のことだろ?

俺だって気づいてたよ。

Aちゃんは、俺が好き?」

「はい。」

有岡先輩の右手が頬を包んで、
ゆっくりと顔が近づいてくる。

思わず、
きゅっと目を閉じた。

ん、、、

ゆっくり目を開けると、
有岡先輩の黒目がちな目が、
まっすぐこっちを見ていた。

有「好きだよ。」

ぴっとりとくっついた先輩の唇から、
先輩の熱が伝わる。

その唇は、少し下に動いて、
私の首筋にもう一度くっついた。

チクリとした痛みが、
首筋に走って先輩は離れた。

有「痛かった?ごめんね。」

有岡先輩の独占欲、、、

嬉しいのに、、
何で、涼介の顔が浮かぶんだろう。

やっぱり、ちゃんと話さないと。

そう思った時、スマフォが鳴った。

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haru(プロフ) - なーなさん» ありがとうございます! 確かに、言われてみればそう見えなくもないですね。笑 恋人以上なのは間違いないですけどね(^^) (2017年2月5日 1時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
なーな - 面白いですね!私、途中で伊野尾くんは有岡くんのことが好きなのかと思ってましたー!!(BL!?) (2017年2月4日 17時) (レス) id: da9383481b (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - イチゴココアさん» そうだったんですね!!2人とも山田くんが好きなのかな?? 姉妹で応援ありがとうございます〜 (2017年1月16日 21時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
イチゴココア - こんにちわ〜!実は有山きりの妹なんです☆姉妹で応援させていただいてます!これからも頑張ってください (2017年1月15日 14時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - イチゴココアさん» ありがとうございます〜!頑張って更新しますね〜 (2017年1月9日 11時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:haru | 作成日時:2017年1月5日 23時

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