小さな幸せが欲しい日。02 ページ48
涼「俺んち、
Aちゃんも、来る？」
「うん。」
涼介くんがキッチンに立って、
侑李は当たり前のように、
ソファで寛ぐ。
この光景も、また、
慣れた。
涼「あ、やべ、
紅茶のストックなかった、、、」
「私、行くよ。
買いたい雑誌もあったし。」
涼「ほんと？じゃあ、お願い。」
「はーい、いってきまーす。」
玄関まで行って靴を履く。
「しまった、、、
スマフォ忘れた。」
くるりと踵を返して
ドアに手をかけると聞こえてくる声。
涼「知念、
そろそろちゃんと打ち明けとかないと、
Aちゃん誰かに取られちゃうよ。」
知「誰かって。」
涼「俺とか、、、」
知「涼介、Aのこと
好きだったの？」
涼「そういうことじゃなくて、
Aちゃんが男子の中で
人気なの知ってっだろ？」
え？
私、人気なの？
地味にちょっと嬉しい。
知「僕ってモテるでしょ。」
涼「なに、急に。」
知「だから、
もし僕がAと付き合ったら、
Aはイジメられちゃうかも
しれない。」
涼「そしたら、
守ってやればいいじゃん。」
知「僕、ケンカとか好きじゃないし。」
涼「はぁ？」
知「それに、
Aは僕以外とは付き合わないよ。」
、、、相変わらず、
自信家。
涼「どっからくんだよ、その自信。」
知「もし付き合ったとしても、
負けないもん。」
涼「そーだな。笑」
知「彼氏じゃなくったって、
Aのこと世界で一番
大事に思ってるよ。
、、、わかってる？A。」
ガチャっとドアを開けられた。
バレてた、、、
知「僕は好きだよ、Aのこと。」
「私も好きだけど。」
知「じゃあ何の問題もないよね。」
当たり前のように、
顔を近づけた侑李は、
私の唇に自分の唇を押し当てた。
涼「人ん家で何やってんだよ。
全く。」
侑李ごしに呆れた顔の涼介くんが見えて
笑うと、
侑李の両手が私の両頬を包んで、
前を向かせた。
「ん？」
侑「Aは、僕だけ見てなよ。」
かわいい顔して
やることは男っぽくて
負けず嫌いの自信家。
そんな侑李に振り回されながら、
昨日よりも今日よりも、
明日はもっと好きになる。
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haru(プロフ) - 姫さん» ありがとうございます〜！既に、読んでくれてるなんて、望み通りです。笑 新作、明日には上げれる予定です〜もうしばしお待ちくださいね(^_-) (2017年3月5日 22時) (
レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - お疲れさまでした〜、、、いや、、もう、、なんか、、すでに読み返してます（笑）本当に大好きで、更新が楽しみでした(^ ^) 新作お披露目、楽しみにしております(^^)/ (2017年3月5日 0時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 彩ネコさん» お役に立ててよかったです(^^) (2017年1月27日 22時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
彩ネコ(プロフ) - いえいえ、むしろ私的には創作の参考になります (2017年1月26日 22時) (レス) id: bccb895132 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 彩ネコさん» コメントありがとうございます。ちょっとぶっ飛んでましたかね、、、。笑 (2017年1月26日 22時) (レス) id: 740a57c0ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2016年12月26日 22時
