うらはら。 ページ23
Kei side
「おはよう。」
ぼやっと目を開けると、
Aの笑顔があった。
慧「はよ。」
「朝ご飯つくったよ。
大貴ももう大丈夫そうだし、
私、そろそろ帰るね。」
慧「ぅえっ、じゃあ俺も。」
「慧は、ご飯食べてから帰りなよ。」
え、なんで？
慧「昨日一緒に帰ろって言ったじゃん。」
「そうだっけ。」
俺が朝ごはんを食べ終わるのを待って、
2人で大ちゃんの家を後にした。
タクシーに乗り込んだけど、
何も喋んない。
何、考えてんの？
慧「あのさぁ、」
「ん？」
慧「大ちゃん、、、」
「、、うん」
慧「大ちゃんって
まっすぐでかわいいよね。」
大ちゃんとどうなったか気になるのに、
はっきり聞けない。
「そうだね。」
慧「大ちゃんって、、、
実はすっごい男らしいんだよな。」
「うん、、？」
慧「大ちゃんって子供みたいだけど、
女の子に優しいんだよ。」
「ねぇ、なに？」
慧「大ちゃんだったら、、、
幸せにしてくれんじゃね。」
不安から思ってない言葉が出て、
止まらない。
タクシーを降りてエレベーターに乗って、
並んで立って、
思い切って聞いてみる。
慧「付き合うの？」
「もしかして、聞いてたの？
大貴のことは、、、
言ったでしょ、弟だって。
そんな風には見れないよ。」
大ちゃん、振られたの、、、
ほっとしたような、
でも、
簡単には喜べない複雑な気分。
慧「大ちゃんの気持ちは、
どうなんの？」
「慧は、私にどうしてほしいの？
大貴と付き合えばよかったの？」
慧「そうじゃないけど、、」
「私の気持ちは、、、」
慧「山田、、にするの？」
「なにそれ、、、」
慧「だって、そうゆうことだろ？」
「私は、、
もういいや、じゃあね。」
エレベーターを降りていった。
慧「や、ちょっと、、待っ」
ガチャン。
まじかよ、、、
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haru(プロフ) - 姫さん» きゅん報告ありがとうございます！安心しました。笑 更新がんばります(^Q^) (2016年12月4日 16時) (
レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - キュンキュンしてやばいです（笑） 終わりまで楽しく読ませていただきま〜す！！ (2016年12月4日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» ありがとうございます〜！！おそらくすぐ終わりますよー。笑 (2016年12月2日 23時) (レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» 読みました〜！！ ご報告ありがとうございます(*^^*) (2016年12月1日 0時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» わーい、ありがとうございます〜！やっと感謝祭の準備ができました。笑 ぜひ読んでください〜 (2016年11月30日 23時) (レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2016年11月3日 10時
