サイダー。kei.I《番外編》

番外編 メンバーに挨拶。13 ページ10

「ただいまー」

慧「A！」

パタパタと走ってきた慧。

慧「買ってきてくれたの？」

「うん。出ちゃった？」

慧「大丈夫、待たせてるから。

大ちゃーん、
Aがパンツ買ってきてくれた〜」

そう言いながら
バスルームに入って行って、
げらげらと笑う声が聞こえる。

有「Aさん、
ありがとうございます〜。

あれ、みんな帰ったの？」

「さっきね。」

慧「大ちゃん、まじで泊まるの？」

有「うん。」

慧「ベッドは俺とAが寝るから

大ちゃんは床だよ。」

有「えー、布団とかねぇの？」

「もー、慧ってほんと、
好きな子いじめるよね。笑

お客様用の
あるから大丈夫だよ。」

慧が先にお風呂に入ってる間、
有岡くんと二人になる。

有「今日、会えてよかった！」

「私も〜」

有「ほんと？」

「うん。
慧が、私を置いて海外に
一緒にでかけた大ちゃんって強敵に
会ってみたかったんだ。笑」

有「あ〜行ったね、シンガポール！

俺で、、、ごめんね。」

「いや、いいんだよ。

友達行けなくなってさぁーって言われて
誘われるのかと思ったら、
大ちゃんと行ってくんね！って言われて、

とてつもない敗北感だったよ。笑」

有「でもでも、いのちゃん、
Aちゃんの話ばっかしてたよ。

Aちゃんに食べさせたいとか、
見せたいとか、
お土産もバカみたいに買ってたし。

俺、羨ましかったよ。笑」

「帰ってきてからは、
大ちゃんがー大ちゃんがーって

うるさかったんだけど。笑」

有「ぁはははっ、

俺たちのこと、大好きだね。笑」

ひたひたと足音がついて来て、
慧が出てきたことに気づく。

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