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番外編 メンバーに挨拶。09 ページ6

薮「大ちゃん。」

有「ただいま。

いのちゃんが邪魔しに行けって。笑」

薮「自分で来いって言っとけ。」

有岡くんを追い返した薮くんは、
いひひっと子供みたいに笑った。

薮「伊野尾の嫉妬、

珍しいから見てみたいなって。笑」

「来ないと思うけど?」

ストンとバルコニーの長椅子に座った
薮くんの隣に私も座った。

「慧って強がりだから。笑」

笑いながら薮くんの方を見ると、
急に真剣な顔をした。

「ん?なんかついてる?」

薮「いや。
ちょっと羨ましかっただけ。」

「なに?」

薮「そんな顔をさせる伊野尾が。」

「へ?」

薮くんの手が、
ほっぺに触れた。

と思った瞬間、
目の前が真っ暗になった。

「あ、慧の匂いだ。」

私を真っ暗にした正体は、
他でもない慧だった。

薮「きたきた。笑」

楽しそうに笑う薮くんと
対照的な慧の声がした。

慧「エ ロじじぃ。」

「もうちょっとかっこいいこと、

言えないかな?」

相変わらず慧の胸の中に
抱きしめられたまま
こもった声でそう言うと、

一瞬慧の腕に力が入った。

薮「俺のAに触るなー!とかな。笑」

「そうそう。笑」

沈黙が流れる。

薮「なんか、言えよ。」

慧「ふぁー。ねみぃ。」

そう言って緩んだ腕。

薮「余裕かよ。」

「薮くん、なんか、、、ごめん。笑」

つまんな
って薮くんが立ち上がろうとした瞬間、
腕を解いた慧が呟いた。

慧「誰にもやんないよ。」

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設定タグ:伊野尾慧 , 八乙女光 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:タレント
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haru(プロフ) - りささん» うわー、ありがとうございます!さすがに番外編で02にいく勇気はなかったです〜。代わりに短編集の「こんな日は。」を更新しておきました。笑 (2016年9月18日 1時) (レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 終わっちゃうんだぁ〜、寂しいな。こっちもちょこちょこ楽しみだったのに( ; ; )また可愛いお話書いてくださいね! (2016年9月17日 23時) (レス) id: 20501953db (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - ヘレナさん» ありがとうございます!あと少しですが楽しんでいただけると嬉しいです〜! (2016年8月7日 23時) (レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)
ヘレナ - めっちゃきゅんきゅんしましたー!応援してますこれからも頑張ってください! (2016年8月7日 15時) (レス) id: 90332b1767 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - こちさん» ありがとうございますー!!もっときゅんきゅんさせたいです。笑 そのうちまた描くのでぜひ遊びにきてください〜 (2016年6月27日 20時) (レス) id: 67191a5f02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:haru | 作成日時:2016年6月21日 23時

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