サイダー。kei.I《番外編》

番外編 メンバーに挨拶。05 ページ2

運んだ料理は、
光くんの手で
きれいに並べられて、

薮くんの手で
お酒が分けられていく。

それをにこにこと見つめる知念くんと、
きょろきょろしながらも
なにもできてない有岡くん。

後ろで引き続き涼介くんに絡む慧。

一瞬でみんなの役割を
見てしまった気がしてくすっと笑う。

有「ではでは、私、有岡、

乾杯の音頭いきたいと思います！

えーっと、、」

光「かんぷぁーい！」

言葉に詰まった有岡くんを、
光くんが遮ってみんな乗っかる。

「ぁははっ！」

有「今日、招待されたの俺だからな！」

薮「そーかぁ？」

伊「いや、大ちゃんはオマケだよ？」

有「いのちゃんっ！」

「大好きな癖にね？笑」

慧は、大事な人ほど振り回す。

何とも思ってなければ、
当たり障りなく優しい。

このツンデレが発動するのは、
本当に有岡くんが
大好きだからなんだよね。

光「てかさ、まじ美味いよね！

ちょっと涙出そうだわ。」

「大袈裟〜。」

薮「いや、すっげーうまい！」

有「ほんと、いのちゃん羨ましい！」

涼介くんや、
知念くんも頷いてくれて、
どんどんなくなっていく料理が嬉しい。

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