検索窓
今日:15 hit、昨日:2 hit、合計:71,706 hit

好きな人。09 ページ33

凪「伊野尾ちゃん??」

「そう。
付き合ってみることになった。」

凪「なにその微妙に他人事な感じ。」

「別に深い意味はないもん。」

凪「俺が忘れさせてやるとか、
言われた?」

「言われない!

何なら言われたかった。笑」

凪「なんか、楽しそうだね。」

「そんなこと、ない。」

凪「Aのこと、
一番わかってんのは伊野尾ちゃんかもね。」

「え、何で?」

凪「だって、
伊野尾の隣が一番よく笑うよ。」

「そうかな?」

宏太と愛理ちゃんが付き合ったって話は
すぐに学内に広がった。
美男美女、話題は羨ましがる声ばかり。

一週間程経ったある日、
放課後先生に呼ばれて、
そのまま帰ろうとした渡り廊下で、
私は足を止めた。


宏太、、、

愛理ちゃんと歩く後ろ姿。
繋がれた手。

私が欲しかった、
宏太の笑顔がそこにあった。

見ないように過ごしていたのに、、、


パシっ!

「痛っ」

そんなに痛くはないけど、
丸めた紙で頭を叩かれた。

伊「何勝手に帰ってんのさ!」

「彼女、殴んないでよ。」

ぐーを出して伊野尾のお腹を
パンチする。

伊「いてっ、

彼氏にぐーパンすんな。笑」

私のぐーした手は、
そのまま伊野尾の手が包み込んで、
繋がれた。

伊「恋人繋ぎー。笑」

「ちょっ///」

伊「行くよっ。」

伊野尾は、
落ち込んでる時、
泣きたい時、
いつだって1人にしてくれない。

ずっと、そうだった。

伊野尾といると、
私は落ち込む隙がなくなって、
いつの間にか笑ってる。

この男は、
どこまでわかってて
やってるんだろうか、、、

好きな人。10→←好きな人。08



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (162 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
197人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 薮宏太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

haru(プロフ) - 姫さん» ありがとうございます(^^)絶賛観察中です。笑 (2018年2月18日 11時) (レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - haruさん» 高木くん難しいですよね( 笑 ) 全然待ってます笑 がんばってください^^ (2018年2月15日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» そうそう、高木担なんですよね( ´▽`)?もう少し高木くんをよく観察してから物語に入りますね。笑 待っててくださいー! (2018年2月14日 23時) (レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - haruさん» haruさんの過去作を楽しみながら、のんびり待ってます^^ 高木担なのでBEST登場は嬉しいです!!haruさんのペースで頑張ってください!! (2018年2月14日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - ミドさん» 初めまして!コメントありがとうございます〜 ハッピーエンドしか描けない私ですが、またよかったら遊びに来てください。私の描く伊野尾くん、きっとこれからもブレずに描きますので好きでいてもらえると嬉しいです☆ (2018年2月13日 21時) (レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:haru | 作成日時:2017年8月26日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。