好きな人。08 ページ32
次の日は、
朝から移動授業で、
伊野尾にちゃんと
お礼言わなきゃと思うけど
なかなかタイミングが掴めず、
放課後になった。
「伊野尾、昨日はありがと。」
伊「ぁあ、別に。」
と言いながら
じーっとこっちを見る。
「なに？」
伊「まだ、ご褒美もらってない。」
「あ、、、勝つと思わなかったよ。」
伊「元バスケ部なめんなよ。笑」
「それ、聞いてない。」
伊「言ってない。笑」
「ズルくない？？」
伊「ズルくない。」
「まぁ、約束だし。
ご褒美、何にするの？」
伊「何でもいい？」
「いいよ？
あ、高額商品とかはやめてよね。」
伊「え〜だめなのぉ？」
「何にしようとしたのよ。笑」
伊「欲しいものって、
ひとつしかないんだよね。」
「何？
伊野尾の欲しいもの、
想像つかない。」
伊「、、、彼女。」
「いや、それ私には無理じゃん！
ってか、
伊野尾だったら言えばすぐじゃん？」
伊「じゃなくてさ、
A、彼女になってよ。」
「はぁ？！」
伊「ご褒美。」
「伊野尾、私のこと、、///」
伊「好きじゃないよ。」
「あんたねぇ、、、何言ってんの？」
伊「俺を助けてくれ。
昨日活躍しちゃったから、
ほら。」
伊野尾が見せる画面には、
女の子からの誘いがズラリ。
「うわぁ、、、笑」
伊「断るの面倒くさい！」
「それで？」
伊「Aが彼女になってくれたら、
みんな黙るよ。」
「私、怖いよ、、、
こんな大勢の嫉妬受けんのやだー。」
伊「そこはちゃんと、守るからさ！」
「頼りない。笑」
まぁ、いっか、
どうせ振られたし。
伊野尾だったら、
一緒にいて楽だし。
特に今は、
宏太から離れる理由が欲しかった。
「好きな人ができたら、
別れるから。」
伊「いいの？」
「ん、、、理由が理由だし。」
伊「助かるぅ。」
「軽いな。笑」
けらけら笑ってる伊野尾に
何だか安心して、
私たちはカップルになって、
その日から、
２人で帰ることになった。
そのことに私は心底ほっとしていた。
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haru(プロフ) - 姫さん» ありがとうございます(^^)絶賛観察中です。笑 (2018年2月18日 11時) (
レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» 高木くん難しいですよね( 笑 ) 全然待ってます笑 がんばってください^^ (2018年2月15日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» そうそう、高木担なんですよね( ´▽｀)？もう少し高木くんをよく観察してから物語に入りますね。笑 待っててくださいー！ (2018年2月14日 23時) (レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» haruさんの過去作を楽しみながら、のんびり待ってます^^ 高木担なのでBEST登場は嬉しいです！！haruさんのペースで頑張ってください！！ (2018年2月14日 1時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - ミドさん» 初めまして！コメントありがとうございます〜 ハッピーエンドしか描けない私ですが、またよかったら遊びに来てください。私の描く伊野尾くん、きっとこれからもブレずに描きますので好きでいてもらえると嬉しいです☆ (2018年2月13日 21時) (レス) id: a785110581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru
| 作成日時：2017年8月26日 13時
