【男主】ぽまえらなんで全員‪α‬なの？【東iリiベ】

7度目のアーッ♂危機 ページ7

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　あの…大変申し訳ないのですが…いつまでも俺に覆いかぶさったままなにも喋らないおつもりで…？それとも実はこれシャッターチャンスという合図？なるほどねちょっと待ってねおっちゃん呼んでくるから、おっちゃん誰だよって？渡部陽一。
　そんなことよりもね、今は何よりも恐ろしいのは貞操の危機を感じることだ。俺の股に当たってるものはなに？？？？？



『ちょっと…せ、青宗ちゃん…の……青宗ちゃん…お元気なところ申し訳ないんだけど当たってます』

「当ててんだよ」

『ヒィ変態』



　十分な重量と熱孕んだ息子が俺の体に重くのしかかっていた。ガチめに俺も思ってることとは裏腹に余計なこと言っちまいそうでさっさと保健室のえろ〜いセンコー来てくれよ。
　実際俺はΩらしくいつもより力がろくに入らねぇ。あ〜殴り飛ばしてぇな重ぇんだよクソイヌッコロが。



『っ…おい、…乾…っテメェまじで…、…ブッコロ助』



　顔との距離が縮まっていくのを気付いて、これは非常にまずい。……仕方ない…ここはもう俺が腹を決めるしかねぇんだな…ふぅ、と一息吐いてやっとのことで出した力でイヌピーのネクタイを掴み取り、不細工なキスをした。



『油断は…禁モツノスケエェエエエ！！！！』



　こんなブスに色気もクソもねぇキスされると思ってなかったんだろう心底驚いてるように、イヌピーは硬直。はいこれチャーンス。Aくんは最後の力を振り絞って、頭突きを見舞ってやってから、ベッドから横にぶっ飛ばして落とした。



「テメ、A〜ッ！！」



　もう騙されねぇかんなこのドスケベイヌ野郎め。俺はやっとのことで立ち上がり、フラッフラになりながら保健室の扉を開けた。そしたら、ココが立ってた。



『ｱｯ…俺のバッグだァありがと〜愛してる〜っじゃあね〜』

「相変わらず狂ってんなお前。そんなんで1人で帰れるわけないだろ？オレが送るぜ。知らねぇ奴に孕ませられるぞ」


　バッグを奪い取って出来る限り早く歩いて生徒玄関へ向かう。ココは笑い混じりに話しかけ続けているが、俺はガン無視してる。しかし、奴はくっ付いて俺の腰を抱いている。やめろ、他クラスの前通る時ヤバい目で見られるだろうが。



『はぁ〜〜〜……うっぜぇ噴水頭近付くな』

「お前発|情期のくせによくそこまで持つな」




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