僕の隣りにいて 2 (ページ33)

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デレ期 34 （紫耀side）ページ33

【紫耀side】

高校に入ってから初めての大型連休前のテスト

中学生時代は赤点補習組だった俺も風磨君にマンツーマンで教えてもらえたのもあり今回のテストは手応えを確かに感じていたけど

風磨「えー…三位平野紫耀…おめでと」

紫耀「…へぇ！？三位！？やったーーー！！」

この生徒会室にて驚きの声を出すのは何回目だろうか今回は喜びの声でもある

生徒会室にてメンバーは早めに順位の発表をされた

赤点どころか
三位って…めちゃくちゃ上がってるじゃん！

一位神宮寺勇太

二位永瀬廉

ここまではいつも通りのメンツ

玄樹「まさか紫耀が三位なんてね〜」

紫耀「俺もびびった…玄樹もスパルタで教えてくれてありがとな！」

(すげー怖かったけど…)

玄樹「スパルタ？でも紫耀に負けちゃうとは思わなかったよ神宮寺にも廉にも勝てなかった」

紫耀「玄樹もなにか神におねだりしてたの？」

玄樹「ううん？ただ自分で決めてた事があったかな…願かけってやつ。神宮寺は俺がお願いする前にしてくれますから」

愛らしい顔でのドヤ顔

紫耀「がんかけ？？」

玄樹「…本当に三位とったの？」

紫耀「ひどい！俺今回は死ぬ程勉強したんだからね！？」

俺より順位が低いのがショックだと呆れたため息吐かれた

玄樹と俺ってめずらしい組み合わせだが、今日は気づけば生徒会室と言う事も忘れる程盛りあがった

玄樹「皆と温泉楽しみだね」

紫耀「だよな！海もあるらしいから遊ぼうっ！」

玄樹「俺乗るから紫耀浮き輪引っ張って？」

紫耀「もっと皆でビーチバレーとかやろうよ」

玄樹「勉強代っ！ビーチバレー…じゃぁ紫耀と同じチームね！壁になって？」

壁！？

神「玄樹、守るのは俺がやってあげる」

神が玄樹の肩に手を回して入ってきたけど、どこの王子だよ
てかなんだそのセリフ…

俺壁にされそうだったんだぞ？

紫耀「浮き輪引っ張るのも神に譲ってやるよ」

神「えー…じゃぁもうちょっと旅行まであるからダイエットしようね？」

玄樹「……！！もう！！別に太ってないもん！！」

安定のバカップルかー

確かに玄樹は柔らかそうだな。

でも俺はやっぱり…

玄樹「廉とイチャイチャしたい〜って？」

紫耀「…そんなの…当たり前じゃん…」

玄樹「うわ〜素直に口に出しすぎでしょ」

神「久しぶりに会ってがっつくなよ？」

イチャイチャしてるお前らが言うな！
まぁ…こんなに長く会えてないのも久々でガチの廉不足