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デレ期 16 ページ17

紫耀「でね?驚かないで聞いてほしいんだけど…お風呂入って何か服着て欲しいだよね…1時間以内に…」

時計を見るとまだ早朝の5時…1時間以内って早くないか?俺は全然かまわないけど

紫耀「その…健人君達来るから」

は!?

廉の首…見て?申し訳無さそうに鏡を手渡される

マジか…

くっきり歯型が残ってる

紫耀「テスト期間もそうだけど流石にこれすぐ消えないと思って…健人君に連絡したら6時半頃来てくれるって事になって…勝手にごめんな?」

話を聞くと嫌そうでもなく的確に指揮してくれたとの事

そんなやばいやろ…色々と。

紫耀「廉は俺が守るから」

しょお…

風呂に入り服を着て健人君達を待つ
この時間めちゃくちゃ長く感じた1時間やった
紫耀の顔を見ると手を握ってくれた

インターホンが鳴ったのはきっちり指定された時間

恐る恐る出ると「2人共おはよう」先ほどの明るく挨拶してくれた紫耀と同じ健人君と…「はよ…」と眠そうな風磨君

「「お、おはようございます!!」」

リビングに通した健人君と風磨君に土下座をした

中島「まぁ…高校生の時の恋愛位好きにさせてあげたいんだけどこれは…嘘でしょ?」

風磨「おい、高1だぞ!早いだろ…どうしたらこうなるんだよ…永瀬、お前体中痣だらけだぞ?」

健人君も流石にこの噛み付いた後に驚いている
風磨君は俺も気づかない打ち身などに気づき手を取り心配してくれ痛くないかと心配してくれ立ちあがせてくれた

「「俺の責任です」」
紫耀と声が被った…

風磨「別に怒ってねぇよ…でもなお前らファンクラブもあるし、これは学校の風紀的にも問題だろ」

中島「うーん…大型犬と戯れあいました〜ってのはナシ?」

場を和ませる為に言ってくれたであろう健人君を風磨君が「真面目にやれよ」とバシッと叩く
学校では逆のイメージだったので少し驚いた

中島「冗談だよ。テスト期間中、廉は俺ん家来る?風磨は他のフォローと紫耀を頼む」

風磨「はぁー…あいよ。ほぼ全部俺じゃねーかよ」

中島「頼りにしてる」

話がどんどん進んでるけど自分の責任を庇ってくれている生徒会2人に何も言えないでいるが心配なのは紫耀だ

紫耀「健人君の家に廉が泊まるんですか?」

中島「そうなるね廉は俺の事尊敬してくれてるんだっけ?心配?」

俺の噛まれた所をなぞって紫耀にクスッと笑うブラックジョークに焦るが健人君から俺の手を引っ張り優しく抱きしめられる

紫耀「廉…こんなに痣作っちゃってごめん」

悲しそうな顔

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作者名:月兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kpsz/  
作成日時:2019年4月12日 1時

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