GENERATIONS の 紅一点 *°

. ページ31

裕太side

とんでもない格好したAを
隠すために布団の中へ戻した。




「別に変な格好してるわけちゃうし」

亜「そんな格好許しません！」

「下に着てるやろ」

龍「A、その姿で家に男呼んだらあかんで？」

「いや、だから下に着てるやんって」

玲「馬鹿だ、Aちゃんってやっぱり馬鹿だ」

「玲於はさっきから馬鹿馬鹿うるさい！」




布団をかけられて謎のお説教が始まった。




「裕太くんのTシャツ着てただけやん」




ぶすーっと口を尖らせてるA。




まぁ、こんな格好してたら
放送的にも……男としても、
なんか………あかんよな(笑)




俺としては自分の着ていたTシャツを着て
Aが寝ているっていうことが
めちゃめちゃ嬉しいんやけど。




「てゆうか、、これなに？」

隼「そうや！！寝起きドッキリです！」

メ「趣旨忘れてたよね(笑)」

亜「これ大成功？」

龍「なんか逆ドッキリされた気分や」

隼「わかるわー」

「また寝たい、裕太くん寝よ？」




そう言って布団を頭からバサッと被って、
隣に横になってる俺に抱きついてきたA。




あーーーーあかん。


さすがにこれはあかん。




亜「こらー！！！起きろ！！！」

龍「なにやってんねん！！！」

「うるさい、龍友くん亜嵐くん」

裕「A、ほら起きるで！」




俺の理性ぶっ飛ぶ前に
無理矢理Aを起こした。




「裕太くんが言うなら…起きます」

涼「さすが裕太くん(笑)」

玲「これ放送できんの？」

隼「えーーっと………あ、スタッフさんからOKサイン出てるから大丈夫みたいです(笑)」

龍「ギリやろ、ギリ(笑)」

「裕太くん、このTシャツめっちゃ着心地ええで？」

裕「ほんまに？」

「うん、ありがと」




ニコニコしてるAの頭をぽんぽんってすると、嬉しそうな顔をするAに俺も嬉しくなった。




隼「はい、そこいちゃつかない！」

018→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す