03 ページ4
.
.
そ「なんでなんで!なんで俺らの事務所にいるの!」
つ「かわいいね」
り「実際に見た方がかわいい」
.
画面で見る君は女の子って感じだった
けど今見ている君は女の人
.
カ「あ〜!こちらこそありがとう!!」
『うちの事務所から大好評でね、
お礼の挨拶に来たの』
カ「それは良かった」
『ふふ、ありがとうね』
.
ト「お〜!何してんの!」
『あっ!トミーくん!ご無沙汰してます(笑)』
カ「お礼の挨拶だって、この前の」
ト「なるほどね、良かったよあれ」
『ん!トミーくんにも褒められちゃった(笑)
さすがカンタくんのお陰だね」
.
楽しそうに話す君は
キラキラしていて
少しだけ胸がきゅっとなる
.
『ふふ、じゃあまたよろしくお願いします』
カ「こちらこそ」
.
気付いた時にはもう君は
はなし終わってて
ゆっくりとこっちに歩いてくる
.
.
俺ら4人のいる手前まできて
一度だけ微笑んで会釈する
.
.
ああ、そうか
君に
恋をしたんだ
.
.
去っていく君は
制服を着ていたときとは違って
大人らしくて華奢な後ろ姿だった
30人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れ も ち ょ | 作成日時:2019年7月18日 4時