お前が嫌いで何が悪い ページ1
いつからだろう、こんなに父親が嫌いになったのは
サラダをいつも悲しませるそいつの存在が
いつからか許せなくなっていた。
「ぱぱに会ってみたいなあ」
なんて
こんなことをサラダが言えるのは俺だけだ
母さんを悲しませるから母さんには言えない
これはサラダと俺の暗黙の了解だ。
ただ＿＿＿＿＿
「ねえ、A今日帰ってきてからずっとああいう感じだけど
何かあったの？」
「私が知るわけないでしょ…なんだろうね
まあご飯でも食べたら治るんじゃない？」
父親の話になると俺は不機嫌になる。
父親なんていなくても生きては行けるのに
父親のことになると
なんで母さんもサラダもそんなに悲しそうなんだ………
サラダがそんな顔をするとわかんないけど苦しいんだよ…
「ちょっと外出てくる」
チッ…イラつく…
夜の街は明るい。
今は近代化が進んでいるから夜でも灯りはたくさんついている
ふと通りかかった店の時計が目に入る
「８時過ぎか…」
ちょうど夜飯くらいの時間に出て来ちまった…
腹減った…
「ん？あれ？Aじゃん」
聞き覚えのある声に振り返る
「あ”？なんだいのじんか」
綺麗な金髪、うすい青色の目、爽やかな笑顔。
天敵だったことに今更だが振り返ったことに後悔した
「なんだって何…てかなんでこんな時間に出歩いてんの？」
「おまえこそ」
「ん？ああ僕はおつかい」
ニコリと効果音がつきそうなほどの
清々しい笑顔を浮かべるそいつ
殴りたくなる衝動を必死に抑え
ポーカーフェイスを装う
「パシリ…」
「はあ？ただノートが切れただけだから、Aはなにしてんの？」
「お前に話す義理はない」
「ふーん、家出？」
「別に………」
「わっかりやすいなあ…僕の家来なよ
どうせ君のことだからご飯食べずに家出てきたんでしょ？」
なんでわかったんだよ、、、キモい、、、
まあ行くけど
「、、、行く」
「…1日だけだからね」
サクラさんやサラダが心配するだろうし、、、
と小言を漏らすいのじん
「お前の家に俺が1日以上いたいと思うわけないだろバカ」
「君ってほんと可愛くないよね」
「男が可愛いわけないだろ」
「そういう意味じゃないんだけど」
「早く行くぞ」
「はいはい」
二人でいのじんの家に向かった
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オビト - もっと続きが見たいのでこれからも頑張ってください (10月22日 1時) (
レス) id: 9f5fba4099 (このIDを非表示/違反報告)
龍希 - 初めてこの作品を見た時、すっごく面白い!って思いました。続編もがんばって下さい！ (2018年8月15日 11時) (レス) id: f7ba1fce00 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - 最高です！BORUTOの作品すごい少ないのでとっても感謝です！！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月12日 4時) (レス) id: ca37833d14 (このIDを非表示/違反報告)
『』@空白 - ことねさん» ありがとうございます！頑張りますー！！ (2017年12月27日 21時) (レス) id: 21d59cd11b (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - ンンンん最高！これからも頑張って下さい！ (2017年12月22日 22時) (レス) id: a5db107bba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：『』 @空白 | 作成日時：2017年11月17日 1時
