アズールと同室の寮生の話。【ツイステ】 (ページ5)

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5、悪巧みページ5

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～数日前

「あっ！そういえばさ、ここ最近契約者の人数急激に上がってない？」

私はお風呂上がりで気分が良い時にアズールに質問をした。

今日だって既に10人は契約を結んでいたはずだ。

「あぁ、その事ですか」

アズールは凄いドヤ顔で私の方向に振り返ったあとにご自慢の銀色メガネをクイッとあげた。

「なんかとてつもなくウザい」

「ん"ん"っ……実は、最近契約が増えている理由は"期末テスト"にあるんです！」

アズールは私の悪口を華麗に無視して話を続けた。

なんでも、その期末テストの対策の為だけに契約者が群がっているんだとか。

「それで、条件は？」

私はアズールのベットに腰をかけ。コーヒーをすすりながら疑問げに聞く。

「全学年テスト順位で50位以内に入ることです。」

隣に座っているアズールは嬉しそうに答えた。

「ふーん…無理じゃね？」

だって軽く50人以上と契約してるよねアズール。

詐欺もほどほどにしとけば良いのに。

「あぁ、テストが楽しみで楽しみで仕方ありません」

「ほどほどにしときなよ、そういうの。後で自分に帰返ってくるよ」

私はアズールのおでこに軽くデコピンをしてから「おやすみ」と自分のベットに戻った。

まぁ正直、私も楽しみではあるけど。