アズールと同室の寮生の話。【ツイステ】 (ページ13)

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13、素直じゃないんだからページ13

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「2年生にもなってなんの騒ぎだ！駄犬ども！！」

ーキーンコーンカーンコーン

「ちっ……話はまた今度聞く。次問題を起こしたらどうなるかわかっているな？」

チャイムナイス！！

「うわ、次魔法史だ！速く行かなきゃ！！」

***

「これで終わりにする。居眠りしていた人はわかっているな？」

あー終わった終わった！

速く部活に行こーっと。

私は荷物をまとめて席を立ち上がり教室から出る。

「ん？？」

化学室の方向によくおやおや言ってる見慣れた顔の高身長が……

「あ、ジェイド！あれ？フロ…イド？」

「ジェイドであってますよ」

良かった、とため息をつく。後ろからだとどっちかわかんないんだよね

「そう言えばAさん大丈夫ですか？昼食後騒ぎがあったとか」

「心配してくれてありがとう！アズールなんか大丈夫の一言すらないんだよ？」

「おやそうですか」

そうなんですよ！！もう少しルームメイトを労ってもいいんじゃないかな！？

私とジェイドは少し廊下の隅っこに避けて話を続ける。

「なにがそもそも狙いが僕なら外さないでもらえますか？これでもこいつはモストロラウンジの厨房長兼接客担当なんですから。だよ！！」

「ですが、それは心配の言葉なんじゃ無いですか？」

「なんで？」

「狙いが僕なら外さないでもらえますか、のところは【Aが僕のせいで傷つくくらいなら僕が怪我します。なんで外したんですか】って解釈になると思いますが…」

「なにそれ、まわりくどすぎ……そうだと良いんだけどね」

ホントに心配してくれたら良いのにな。

正面から大丈夫？の一言くらい直接さ。