1、朝 ページ1
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――チャララララ♪
「起きろやぁぁぁぁぁぁぁ」
私はアズールのベットをぶっ壊す気でアズールのベットに蹴りを入れた。
傍から見たらガチ引きされるであろう笑顔で……
「わかってますから蹴らないでください!!!!」
「やっとお目覚めですかい、寮長」
「フロイドでもこんな事しないですよ」
そう言うといつものように銀色のメガネをかけてベットから起き上がる。
「ほれ、目が覚めるコーヒー」
私は目を擦っているアズールにマグカップを差し出す。
なんて優しいんだろう私!!((
アズールより数十分前に起きている私は満面の笑みでアズールを(物理的に)起こしてあげるのか日課だ。
よく「お前は度胸があるな……」と言われるのも日常茶飯事さ!
「はっはっはっ」
「何笑ってるんですか気持ち悪い」
「お黙り」
私は短い髪をくしでとかしながらあることを思い出した。
「そう言えばこの前の筆記試験の結果、今日だね」
「えぇ、そうですねぇ……フフッ」
アズールはニヤニヤと笑みをこぼす。
それも無理ないだろうな。
正直私も楽しみでしかない。
「てかアズールも笑い方きっも」
「あんたはいつも一言余計なんですよ」
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ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月24日 19時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おみか | 作成日時:2020年9月19日 21時