新一の姉は女優さん

バスジャックその後 ページ49

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ピンポーン

『はーい！』

降谷「松田たちから聞いた。身体中怪我したんだって？」

『ゲっ…零しゃん…』

降谷「ゲっ…とはなんだ。
とりあえず家に上がらせてもらう。」



…
降谷「なんでいつもいつも無茶するんだ！」

『鼓膜破れる！』

降谷「ハァ。どれだけ心配したと思ってるんだ？」

『…ごめんなさい。零さんに心配かけるつもりはなかったの。』


頭をポンポンとされた。

『怒ってないの？』

降谷「怒ってる。」

…？

降谷「好きな子が怪我して怒らないわけないだろ！」




……！？
途端に顔が熱くなる。

前に園子ちゃんが言ってたな。好きな人のことを考えるとドキドキしたり、顔が赤くなったりするって。

私…零さんが好き？






気がついたら…


自覚したら…


笑顔になった。



『私も零さんが好き！』

零さんの頰にキスをする。








零さんが帰るときにもう一度キスをする。

『なかなか会えなくても、いつもあなたを思ってます。』

降谷「お互いな。」

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