新一の姉は女優さん

幼児化 ページ26

ピンポーン

『はーい！零さんいらっしゃーい！』



そう、メールで約束した日が来たのだ！
外だと2人とも美形で目立つので、私の家…工藤邸で。




「前から、クリスビンヤードとの関わりについて聞いておきたかったんだが…」

『クリスは共演したときに少し仲良くなっただけだけど、母親のシャロンなら私がニューヨーク行った時に仲良くなったわよ。
もう亡くなっちゃったけどね。

そのとき通り魔と会っちゃって大変だったんだー。』

降谷((ベルモットはたしか通り魔に変装してたな！))
「その話について詳しく。」

『ニューヨークの裏路地で〜〜んで、通り魔が〜〜〜〜。

それで「なぜ助けた！」って聞かれたんだったかな。
「訳なんていらないでしょ、人を助けるのに論理的思考はいらないから…」って新一とハモって…あとは、「神様はいなくてもあなたを救うangelはいるはず」とか言ったかな？』


「通り魔と普通に話すなんてキモが座ってるな。」

『新ちゃんもいたし、いざとなったら助けてくれるかなぁって。』

降谷「その新一くん、毒薬飲まされたらしいけど、黒服の男達の特徴は？」

『聞いた話によると、銀髪の長髪とサングラスだって。』

降谷((ジンとウォッカ…
ここまで組織のことを知ってるなら、警護つけたほうがいいか…
でも、下手に動くと目をつけられるかもしれないし。))



『零さん、何か心当たりあるんだ？』

「…ああ。それと、今話したことは他言無用だ。
それから、この家のセキュリティを強化したいんだが、大丈夫か？」

『その黒服、よっぽど怖い人なのね。
わかった、父さん達に許可取っておく。』



一通りその話を終えたところで。

『でも、零さんに久しぶりに会えて嬉しいなー！』

「俺も顔見れて嬉しいよ。」

『うーん、でも、私のことはテレビとかでよく見かけるでしょ？
だから私の方が絶対嬉しい！』

降谷((これは…無自覚だな。))

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